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まぁ、どっちにしろクリスマスだ わたしは来るべきその日の為にクリスマスツリーを出して飾り付けをしているの 杏子ちゃんは「ちょっと気が早くないかい?」と言いながらも飾り付けを手伝ってくれている そういえば杏子ちゃんは教会の娘さんだった やっぱ、杏子ちゃんはクリスマスに思い入れでもあるのかな? そう思って杏子ちゃんに聞いてみた 「別にクリスマス自体に特別な思い入れがあるってわけじゃねーけど、 どんなに生活が苦しくてもクリスマスの時だけは比較的豪華なもんが食えたのはよく覚えてるよ」 「あたしやモモが心配しても、親父は『今日くらい好いものを食べてもいいだろう』ってパーティにしてくれたもんだ」 昔を懐かしむような口ぶりで杏子ちゃんは続ける 「それにウチは貧乏だってのに親父が無理してお菓子買ってきてくれて、枕元に置いてくれたりもしたな わざわざサンタの格好なんかして、あたしの枕元にポッキーをよく置いておいてくれてたな~」 いいお父さんだったんだね・・・ 「あぁ、とっても優しい人だったよ・・・」 そう言う杏子ちゃんの横顔はやはり寂しそうだったの わたしが杏子ちゃんに出来ることはないかな・・・ そう考えていると名案が浮かんできたの 今年のクリスマスパーティーは教会でやらない?、と杏子ちゃんに提案してみたの 「あたしの教会でか?」と杏子ちゃん うん、その通りだよ杏子ちゃん わたし、実は一度教会でクリスマスパーティーやってみたいと思っていたんだ! それに、あそこなら杏子ちゃんの家族と一緒に楽しめると思うの わたしももう一度お義父さんに挨拶したいしね 『杏子ちゃんとは仲良くやっています』って 「はは、やっぱ変な奴だなアンタは・・・」 杏子ちゃんは目を押さえながら、少し笑ったような声で言う しまった、余りにも軽率すぎたかもしれない ごめんね、杏子ちゃんのことも考えないで・・・、とわたしは自分の軽はずみな発言を謝る 「いや、謝らないでくれ ほんとアンタは優しいやつだな」と杏子ちゃんはわたしの頭をワシャワシャと撫でてくれた 「うん、そうしよう 今年のクリスマスはみんなでパーティーだ!」 杏子ちゃんはわたしの身体を寄せて抱きしめてくれた 気持ちいい・・・/// 「アンタのお陰で久しぶりに楽しいクリスマスになりそうだ、ありがとな」 そう言って杏子ちゃんはわたしのおでこに優しくキスをしてくれた 今年の杏子ちゃんと過ごすクリスマスは最高の聖夜になりそうだ きっとお義父さんもお義母さんもモモちゃんも喜んで下さるだろう コメント 667 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/25(金) 00 15 07.91 ID 2RRGLSb+0 [1/5] わたしは今まで自分のことをダメな人間だと思っていた 自分が悪いことをした覚えなどはないが、ともかく自分のことを好きになれなかった 別にわたしが他人に故意に迷惑をかけ、他人からわたしの人格を否定されたというわけでもない 別にわたしは他人のことを考えず、傍若無人な振る舞いをするエゴイストというわけでもない おそらく生まれながらの性分、先天的な卑下気質と云うものがわたしの中にあったのだろう わたしはそれを苦痛と感じることはなかったし、それがわたしの性格なのだろうと考えていた 確かに世間一般では自信を持てだの自分を卑下するなだの云われているので、 このようなわたしの性格は社会的に見て、決して好いものではないということは自覚していた しかし、別にこの性格の所為で実生活に支障が来たされるというわけでもないのでわたしはそれを放っておいた そう、あの日までは その日、わたしはいつものように杏子ちゃんとお喋りをしながら惰性でテレビドラマを見ていた 温かいお茶を啜り、煎餅をぼりぼりと齧りながら杏子ちゃんはテレビを見ながら呟く 「こいつ、あたしみてーなエゴイストだな」 こいつとはドラマの登場人物の一人で、劇中では自分勝手な行動ゆえに破滅の道を辿っている それにしても杏子ちゃんがエゴイストということはどういうことなのか? わたしはそれについて杏子ちゃんに訊いてみる 「前にも話したと思うけど、あたしの家族はあたしのエゴの所為でいなくなっちまったんだ それから、あんたに逢うまでは心を殺して、社会的に罪と呼ばれることを沢山してきた 自分が生きる為に、他人を不幸にしてきたんだ。流石に怪我を負わせることはしなかったけどさ」 杏子ちゃんはやや自嘲めいた口調で続ける 「そんな哀しそうな顔をすんなよ。これはあたしがやってきた事実だし、それを背負う覚悟も出来ているからさ あんたが笑っててくれないと、あたしもけっこう辛いんだ」 杏子ちゃんは強いんだね。わたしなんてダメ人間だからそんな行動力ないよ、とわたしが呟くと杏子ちゃんは不快そうな顔をした 「自分のことを悪く言うような事はやめろ」 でも、とわたしが言い返そうとすると杏子ちゃんの言葉が遮った 「あたしの前で、あたしの大好きな人の悪口を言うのはやめろ いくらアンタだからっていっても、そんなのあたしが許さない」 わたしは苦笑してしまった 確かに杏子ちゃんはエゴイストだね わたしの最愛の恋人はわたしの自嘲すらをも許してくれないらしい 「あぁ、言っただろ?あたしはエゴイストだって」 杏子ちゃんは口角を上げて、八重歯を見せながら言った 分かったよ杏子ちゃん、最愛の恋人のお願いだ もう杏子ちゃんの前で自分を卑下するのはやめるよ 「悪いね、あたしのエゴに付き合ってもらっちゃって」 気にしないでいいよ、杏子ちゃん でもその代わりに、わたしのエゴにも付き合ってもらうからね杏子ちゃん そう言ってわたしは杏子ちゃんの甘く柔らかい唇にキスをする エゴイストは必ず滅び去ってしまうものなのだろうか? それなら、わたしは喜んでエゴイストとなろう 最愛の杏子ちゃんと共に深淵の泡沫となって沈んで、滅びよう エゴイスト同士、愛を貫いて、愛のもとに散華しよう コメント 766 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/26(土) 00 33 08.00 ID SRfMu3Zh0 [1/4] 炬燵で伸びて寝ている杏子ちゃん それを見ているとわたしの心も癒されるね ぴょこんとはねた杏子ちゃんのアホ毛はいつ見ても可愛らしいの 杏子ちゃんに近づいてみるとすぅすぅという寝息が聞こえるよ! 杏子ちゃんの口に指を入れてみる 温かくて気持ちいいよ わたしは調子に乗って舌を掴んでみた 「起きてるぞ・・・何すんだよ・・・」と杏子ちゃんが呆れたような声で言う わたしはバレちゃったか、とふざけた感じで答え、杏子ちゃんのお口から指を抜こうとする しかし、杏子ちゃんはわたしの指にしゃぶりついてきたの/// 「あんた、あたしが寝てるうちになんか食っただろ!?」 杏子ちゃんはあからさまに不機嫌そうだった 「この味は・・・あんた、あたしのかっぱえびせん食っただろ!?」 しまった、さっき小腹がすいて食べてしまったお菓子は杏子ちゃんのものだったのか 杏子ちゃんはまだ、わたしの指にしゃぶりついて離れない・・・/// わたしは杏子ちゃんへの謝罪の気持ちも含めてディナーをレストランでとった 今はその帰り道 どうやら杏子ちゃんは機嫌を直してくれたようでよかった 「あんたがあたしのかっぱえびせん食ってくれてよかったよ。お陰で今日はハンバーグが食えたからな♪」 杏子ちゃんはご機嫌に鼻歌なんて歌っちゃっていてとても可愛いよ/// 「あ、そこでアイス買っていこーぜ!」と杏子ちゃんがコンビニを指差す やれやれ、杏子ちゃんの胃袋はブラックホールみたいだね そして、わたし達は小さなアイスクリームを買って、帰路に戻った 「寒い冬にアイスを食うってのも乙なもんだな」と杏子ちゃん それはわたし達がコートを着てぴったんこしてるから寒くないんだよ/// 「恥ずかしいこと言うなよ~///」と杏子ちゃんはふざけ合うような感じでぶつかってきた あっ・・・! その衝撃でわたしのアイスクリームはベチャと道路に落ちてしまった 杏子ちゃんはあわてて、落ちたアイスクリームを拾う 「ごめん・・・ふざけすぎた この落ちたのとあたしのを交換しよう」 杏子ちゃんはそう言うと落ちて砂利だらけになったアイスクリームを口に入れようとする ダメだよ杏子ちゃん!、とわたしは杏子ちゃんの持っているアイスクリームを取り上げたの 「返してくれよ・・・食い物を粗末にしちゃいけねーんだ・・・」と今にも泣きそうな杏子ちゃん わたしはそんな杏子ちゃんを抱き締めて言う そんなのダメだよ!食べ物を粗末にしちゃいけないっていう杏子ちゃんの意見は正しいかもしれないけど、 それで杏子ちゃんがお腹を壊しちゃったら本末転倒じゃない! 「だって・・・だってぇ・・・」 杏子ちゃんはついに泣き出してしまった さっきの太陽のように笑っていた杏子ちゃんと別人のようだ よしよし、とわたしは泣いている杏子ちゃんを抱きしめた 「ごめん・・・なさい・・・」と杏子ちゃんは何回も何回も言ってくる こっちまで釣られ泣きしてしまいそうだよ・・・ わたしは泣きじゃくる子をお母さんが宥めるようにずっと、よしよし、と頭を撫で続ける 杏子ちゃんは家に着いてもしばらく泣いていた 杏子ちゃんは強いようでいて実は脆いのかもしれない だったら、わたしがちゃんと支えてあげないと!、と思うわたしなのでした コメント 860 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/27(日) 00 25 15.31 ID dd46Ns9W0 [1/4] カチカチとクリック音が静かな部屋に響く ディスプレイには地図が映る、グーグル先生のマップだ わたしは今度行くつもりの展覧会の会場を調べているの すこし時間がたつと、暇そうにしていた杏子ちゃんがにきょこっとわたしの肩から顔を出してディスプレイを覗き込んだ 「なに調べてんだ?」 杏子ちゃんは「ホイ」とポッキーをわたしに渡しながら質問したの 今度行こうと思っている展覧会の会場を調べてるの、と答える 「展覧会っていうとアレか?夏に行った『空海展』みたいなものか?」 よく覚えてるね杏子ちゃん、楽しかった? 「空海より、帰りに食った醤油ラーメンの方が印象に残ってるな」 杏子ちゃんらしくて、ついつい微笑みが零れてしまう 「あたしも連れてってくれるよな?」と目をキラキラさせる杏子ちゃん 勿論、杏子ちゃんも一緒について来てくれると嬉しいよ!でも退屈じゃない?杏子ちゃん?、と訊いてみる 「確かに展覧会自体には興味はないけどさ、あんたと一緒なら何処にいっても楽しめる気がするよ この前の空海展もあんたとお喋りしながら色々見て回るのは楽しかったしな」 その言葉に嬉しくなって、わたしは杏子ちゃんをわたし向きに膝に乗せて頭をなでなでする 「へへ、そんなに撫で回すなよぉ・・・///照れんだろーが・・・バカ・・・///」 杏子ちゃんは満更でもないような顔をして、わたしの胸に顔をすりすりしてくる 昔のちょっとトゲトゲしてた杏子ちゃんも可愛かったが今の杏子ちゃんも可愛いなって/// でも、こういうことは杏子ちゃんがわたしに心を開いてくれているってことだよね そう思うと無性に杏子ちゃんが愛らしくなって、もう一度頭を撫でてぎゅっと抱きしめる えへへ、杏子ちゃんの身体って温かいね/// 「そういえばその展覧会ってのはいつ行くんだ?」と杏子ちゃんがすりすりしながら上目遣いで訊いてくる たしか12月の下旬、年末だったと思うよ、と杏子ちゃんにすりすりしながらわたしは答えた 「クリスマスの後か・・・」と杏子ちゃん ちゃんとクリスマスにプレゼント買ってあげるからね、杏子ちゃん! 「あたしは、あんたと一緒ならそれだけで幸せなんだけどな もう、ひとりぼっちのクリスマスは嫌だからな・・・」 クリスマスだけじゃなくて、年越しもお正月も・・・、ずっと一緒だよ! 杏子ちゃんはひとりぼっちなんかじゃないよ! 「うん・・・ありがとな」 杏子ちゃんの天使のような唇がわたしのほっぺたに触れた ディスプレイにはスクリーンセイバーがかかり、もうクリック音もしない ただ、わたしと杏子ちゃんの愛の調べだけが部屋に響いていたの コメント 943 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/28(月) 00 18 06.40 ID eDt6AL5D0 今日は日曜日だというのに、少し憂鬱だ せっかくの休日だというのにアイツは風邪をひいて寝込んじまった 最近、夜更かしが多かった所為かもしれない これからは、もう少し体調管理を意識しないとな、あたしもあいつも そんなことを考えながらあたしは買い物カートを少し早めに走らせながらパーカーのポケットから紙切れを取り出す あいつから渡されたメモだ あとはネギと卵と牛乳か・・・ さっさと買って、さっさと帰ろう 流石のあたしも、恋人が風邪で寝込んでいる時に悠長に菓子のコーナーで指を咥えて迷っているわけにはいかない あいつはちゃんと風邪薬を飲んだから熱も少しは下がってきたところだろうか それでもこういう時ひとりぼっちは心寂しいもんだ 早く帰ってあいつのそばにいてやらないとな 買い物を終えるとあたしは足早にスーパーから出る すると何やらいい匂いがしてきた 匂いの方に視線を向けると美味しそうな屋台の団子屋があった お土産に1パック買って行くか そして、あたしは団子屋のおじさんからみたらし団子を1パック買った おじさんは「お嬢ちゃんは可愛いからおまけで2本プラスしておくぜ」と言ってくれた あたしはおじさんにお礼を言って小走りで帰路につく 早くあいつにこの団子を食べさせてやらないとな 重い荷物を持って坂道を突っ走るというのは流石の魔法少女でも疲れるもんだな あたしは息を切らせながらドアを開け、ただいまと恋人に自分の帰りを知らせる するとあいつはわざわざ玄関まで迎えに来て「おかえり杏子ちゃん」と言ってくれた あいつの様子を見ると、どうやらかなり体調は良くなったようだ 念の為にあたしは恋人のおでこに手を当てて、熱を計ってみる うん、熱は下がったようだな でも、顔は何故か火照っているな 「杏子ちゃんがいきなりおでこ触るからだよ///」 はは、いつものあいつに戻ったようだ あたし達は炬燵で温かいお茶(あたしが淹れた!)を啜りながら団子を食べる 「このお団子はあんこが甘くて美味しいね」 そうだな、確かに今まで食べてきた団子のあんことしては甘い方だ 今度、行ったらおじさんにまたお礼を言わなくちゃな その時はあたしの最愛の恋人を連れていこう こいつは世界の誰よりも可愛いから、あのおじさんもまた、おまけしてくれるかもしれないしな そんなことを思っていると、恋人があたしに顔を近づけてきて、あたしのほっぺたに舌を這わせた 「ほっぺにあんこ付いてたよ」 ああ、やっぱこいつは世界の誰よりも可愛いよ あたしは恋人をぎゅっと抱きしめた コメント
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【01-10】【11-20】【21-30】【31】【32】【33】【34】【35】【36】【37】【38】【39】【40】【41-50】【51-60】【61-70】【71-80】【81-90】【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1302532511/ 15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/12(火) 00 00 19.64 ID dEVTN2FQ0 22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/12(火) 00 03 40.01 ID kuPuuSXE0 107 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/12(火) 17 54 38.80 ID mXMlonQhO 172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/13(水) 00 04 14.08 ID ilqqdTq80 193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/13(水) 03 07 20.60 ID Pli1bqSHO 280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/04/13(水) 23 58 38.39 ID KI4xvdzl0 284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/14(木) 00 06 06.82 ID oDAbBDqd0 393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/15(金) 00 07 03.27 ID 2XABrhcw0 517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/16(土) 00 00 22.81 ID LpPXEhtO0 523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/16(土) 00 08 34.22 ID 3ZUF1n280 702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/17(日) 00 09 58.72 ID LoSmlueG0 733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/17(日) 03 51 16.34 ID LnkGcouSO 734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/17(日) 04 11 13.64 ID qOeWM11A0 844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 00 00 54.68 ID LyI87zzM0 847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 00 03 36.68 ID y4+R6f7g0 933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 20 27 51.49 ID ULj7I+7/O 968 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 23 59 39.99 ID 3LUYjH+z0 977 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/19(火) 00 07 19.93 ID pfc3hJeW0 969 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/19(火) 00 00 24.96 ID kI4bDqf40 991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/19(火) 00 34 12.12 ID sbZczKteO 15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/12(火) 00 00 19.64 ID dEVTN2FQ0 はぁ・・あんこちゃんと一緒にお祭りに行きたい。 季節は8月で、暑い日々がまだまだ続いてるの。 夕方。近所の神社でお祭りが開催される事を知った僕とあんこちゃんは行く事にするの。 あんこちゃんはせっかくだからと、赤色の浴衣を着ているの。 僕はその姿に見惚れてしまうんだけど、あんこちゃんが「ど、どうした?//」という声で我に返るの。 さっそく神社に着いた僕達。あんこちゃんは良い匂いを漂わせる屋台を見て、お腹をグーッと鳴らしてるの。 この時、あんこちゃんは「腹減ってんだ!しょうがないだろォ///」と言って顔を真っ赤にしてしまうの。可愛い。 僕はそんなあんこちゃんのために屋台で好きな物を奢ってやることにするの。 あんこちゃんは焼きそばやフランクフルト、イカ焼きなどを買って上機嫌になってたの。 僕はてっきりあんこちゃんが全部食べるんだろうと想ってたんだけど、あんこちゃんは「二人で分けようか」と言って僕にもくれたの//// そのあと、手を繋ぎながら打ち上げ花火を見た僕達。何だかとっても良い雰囲気になるの・・・ 僕はこの日、あんこちゃんに告白しようと決めるの・・ 帰宅後、僕は真剣な顔をあんこちゃんに向けるの。 あんこちゃんは普段とは違う僕の様子に気がついたみたいで、「な、なんだい?」と言うの。 そして僕はこう言うの 「あんこちゃん・・・スケベ・・しようや・・」と。 それを聞いたあんこちゃんは「な・・///・・・・い、いいぜ?//」と僕を受け入れるの! そして・・僕のフランクフルトをあんこちゃんに食べられちゃったり、あんこちゃんの綿飴をペロペロしたりしちゃうの/// そのあと、僕のイカ焼きはあんこちゃんの中に浸入しちゃって、激しく盆踊りしたあとに盛大な打ち上げ花火を発射するの/// コメント 22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/12(火) 00 03 40.01 ID kuPuuSXE0 恋は人を狂わせ焦燥させ破滅させる禁断の果実 されどその禁断の果実を越えたところには愛、神の国がある 恋するものよ 恋で終焉を迎えれば来るは死 されど愛に成就した者は神や天使から祝福を得るだろう ガブリエルやミカエル、ラファエル、ウリエルといった天使達が汝らを祝福するだろう 原罪から逃れる手段は最高の愛、永遠の愛のみである その愛は崇高で高邁にして唯一絶対なる一者(ト=ヘン) 根源(アルケー)などといったチャチなものではなく唯一なる一者(ト=ヘン) おっと余談が多すぎたか それでは始めようか 未知を既知へと変化させる愛の物語を 奏でよう協奏曲 されど其れは現世への鎮魂歌 ━━幕開けだ━━ (星降りの夜 館の外で佇む杏子と私) 流星がそろそろ降ってくるだろう 「本当に見えんのかよ 流れ星なんてさぁ」(欠伸をフワァと) 心配ないよ 星は己の命を焦がし私達の記憶にいい思い出をつくってくれるだろう 「本当かよそ━━」(流星が夜空に煌く) (そして次々と流星は夜空を流れ落ち幻想世界を構成する) 「きれーだな・・・」(星を眺めウットリしながら) あぁ、綺麗だよ(杏子の頭を撫でながら) 「え?」(きょとんとする杏子) 杏子がとっても綺麗だよ 星の明かりすら劣るくらいにね 「なっ・・・・・・バーカ///」(杏子、紅潮する) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1521047.jpg なんの比喩(メタファー)でもない ただの現実(リアル)を言ったにすぎない コメント 107 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/12(火) 17 54 38.80 ID mXMlonQhO 激しい戦いが続いてあんこちゃんの槍が折れちゃうの 僕は新しい槍を打ってあげるの 渾身の一本の最後の仕上げに、炉の中に 僕は飛び込んで、槍とひとつになるの… コメント 172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/13(水) 00 04 14.08 ID ilqqdTq80 暗黒の夜が訪れる 白銀の吹雪が天を駆ける 黒と白のコントラスト ヘルヘイムとニヴルヘイムとの出逢いといおうか 九つの世界の第三層 忌まれし世界が現在顕現する されどここは神の王宮(ヴァルハラ)よ 隻眼にして戦闘の父 ミーミルの水を含みルーンの叡智を秘めた賢者オーディンの加護 神の加護のもとにどうして穢れや禁忌を恐れるというのか そこに立脚する2人 破壊の枝であろうが勝利の剣であろうが彼らの絆は裂く事は出来ぬ さぁて演じて魅せようか 神々のもとで 我らは道化となろう それが滑稽であったとしても 清く愛の詩を奏でよう さぁ、角笛を吹こうか━━━ (吹雪が咆哮する山小屋にて) 遭難してしまったが、このような所に山小屋があって助かった(コーヒーを啜る) 「電気も通ってるしな」(コーヒーに砂糖を入れる) まぁ、吹雪が去るのを待つしかないだろうね ううっ(鼻をすする) 「大丈夫か?寒いのかい?」(杏子が寄り添ってくる) 大丈夫さ、ちょっと雪の障気にあてられただけさ 「身体、こんなに冷えてるじゃねーか!」(杏子、私の体温を肌ではかる) 「しかたねーな・・・///」(ギュッ) 杏子? 「離れんなよ・・・風邪ひいたら大変だからな///」(ほのかに紅潮) わかったよ ありがとう杏子(杏子の頬にキスをする) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1524187.jpg もう何も寒くない 杏子の愛が私の心を温めてくれる コメント 193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/13(水) 03 07 20.60 ID Pli1bqSHO はぁ…あんこちゃんと一緒にキャンプに行きたい。 桜散る5月、僕とあんこちゃんは、田舎の山にキャンプに行くの。 あんこちゃんはそこで行うBBQが楽しみみたいで、とてもウキウキしているの 電車に揺られて2時間。僕達は目的の駅に到着してそこからしばらく歩きはじめるの。 そして数十分後、僕とあんこちゃんは山の入口あたりのキャンプ場に着くの。 さっそくテントを作る僕達。あんこちゃんは「作るのチョー大変だな」と一生懸命になってるの。 テントを作り終わった僕達は、ちょっとお腹が空いてしまうの。 特にあんこちゃんはお腹がグーグー鳴ってて、恥ずかしそうに顔を真っ赤にしちゃうの!可愛い。 そんな訳でBBQを始める僕達。串に野菜やお肉を刺して盛大に焼くの。 良い匂いが立ち込めてきて、あんこちゃんがよだれを垂らしていたんだけど僕は見なかったフリをしてあげるの… そして食べはじめる僕達。山の空気も良いし、こういう所でやるBBQは格別なの あんこちゃんは「チョーうめえ」と凄い勢いで食べてて幸せみたいなの その夜、テントから外の星空を見ていた僕達は、何だか良い雰囲気になるの… 僕「なぁあんこちゃん…スケベしようや…」 あんこちゃん「////」 そして…テントを張った僕のウインナーは、あんこちゃんに食べられてしまうの/// コメント 280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[]:2011/04/13(水) 23 58 38.39 ID KI4xvdzl0 あんこかわいいよあんこ。 あんこちゃんを抱きしめてちゅっちゅしたい。 あんこちゃんは、凄く嫌がるんだけど強引に抱きしめたい。 魔女に一緒に立ち向かうためにあんこちゃんにしごかれたい。 あんこちゃんと一緒に体を鍛えるうちに、あんこちゃんの態度が だんだん変わってくる/// いつの日か、あんこちゃんが俺を認めてくれる日がきて 俺の愚息をあんこちゃんにしごかてしまう。 我慢できずに、あんこちゃんを押し倒し中だししちゃう。 そして、結婚して幸せな一生を送りたい。 コメント 284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/14(木) 00 06 06.82 ID oDAbBDqd0 現世の向こうに何があるのだろうか 深淵から覗く悪魔は何を語るか 天上より謳う天使は何を語るか そこはエデンか煉獄か それは知恵の実、もしくは髑髏か 甘くも明るく美しく されど其れは苦しみと切なさを兼ね備えている 快楽と苦痛は同義か ならば禁欲する事は快楽に溺れる事か 人間の知りうる範疇を越えた命題を証明するのは誰か 神だと 残念だ君は 人間の認識し得ないものに真理を委ねると言うのか こんな証明誰にでも出来る 人が原罪と共に持ち得る至高の宝 堕ちたアダムとイヴの子等よ カインとアベルと同じ人の子よ 愛をもってここに世界の真理を証明しようか それは光栄な事よ (Honor) さぁ、始めようか 前代未聞、前人未到の愛の証明を いざ━━━幕開けだ━━━ (夜の花畑にて 月は満ち 星は煌き 優しい風邪が万物を抱擁する) 「きれーだな」(辺り一面の花を見て) 杏子には劣るがね 「馬鹿いってないでお前も見てみろよ」(私の腕を引く) あぁ、綺麗だ この世も捨てたものじゃないな 「・・・」(ジト目) どうしたというのだ杏子よ 「やっぱアタシ以外に色目使うとすげームカつく・・・」(ムスッとする) 仕方ない困ったちゃんだね(杏子を抱きかかえる) 「おまっ・・・いきなり何しやがる!」(真っ赤になる杏子) 愛を奏でるだけさ 「バーカ・・・///」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1527018.jpg 世界のどんな花より杏子の笑顔に勝る花はない 佐倉杏子という花に花言葉を与えるとしたら 『永遠絶対なる究極の愛』とでもいおうか コメント 393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/15(金) 00 07 03.27 ID 2XABrhcw0 これは現か幻か 空は赤く染まり 黒い月が哂っている 眼前に広がるおぞましく夥しい異形の数々 あるものは打ち果てたミイラの如き容貌 あるものは黒衣を纏った黄金の髑髏が真紅の大鎌を背負っている また、あるものは鷹と獅子を混ぜたような忌々しき獣 グリフォンというやつか そして黒い雨が瀟瀟と降り始める 冷たさも感じぬほどの不気味に感じがした 発狂してしまいそうだった 胸糞悪いとかそのような次元ではないのだ しかし、私の心を平安に保ってくれる存在私の隣にあった 恐怖は薄れ希望が無尽蔵に湧いてくる 不思議なものだ こんなにも心が温かい 眼を瞑ると其処には一本の白銀の剣があった ━━剣を握れ━━ ━━証明しろ━━ ━━汝の愛の強靭さを━━ ━━さぁ、いこうか━━ ━━幕開けだ━━ (公園某所 空は赤く 黒い月 そして黒い雨が降る中 二人は互いに背を任せながら異形の群れと対峙していた) 「クソッ!なんなんだよこいつら!!」(杏子、飛翔し槍で異形の群れを薙ぎ払う) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1530155.jpg 魔女じゃないのか?(私、剣を奮い迫り来る異形を断つ) 「魔女だとしたら、なんでお前が闘えるんだよ!」(着地と同時に第二波の異形を薙ぎ払う) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1530165.jpg 確かに それにこの剣もきになるしね(剣を前に突き刺しこちらも第二波を血に染める) 「ほんとなんなんだよ!」(杏子、槍を巨大化させて最後の異形の顔面を引き裂く) 一応、おわったみたいだね(汗だくな私) 「みたいだな・・・」(杏子も一汗かいたような感じ) 「そんな事よりお前のその剣はなんなんだよ!」 わからない・・・けど必要な力な気がする・・・ 「前にも言ったよねー 遊び半分で武器を持つなって!」 これが遊び半分に見えるかい? 「んっ・・・・・・ごめん悪かった・・・」(シュンとする杏子) 気にしなくていいよ それよりこれからの事を考えよう(杏子の頭を撫で) 「んっ・・・こんな時にやめろよな///」 これが夢でも現実でもどうでもいい 私の答えはたった一つだから コメント 517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/16(土) 00 00 22.81 ID LpPXEhtO0 ポエム二代目だけど、正直ネタ切れだってばよ・・ はぁ・・あんこちゃんと一緒に赤ちゃんを育てたい 僕とあんこちゃんはある夜、契りを交わしちゃうの・・/// 僕があんこちゃんの中に放った種は、順調に成長しちゃってあんこちゃんのおなかがだんだん大きくなってくの そして数カ月後・・僕とあんこちゃんの間にはとっても可愛い女の子が生まれちゃうの! あんこちゃんはとっても喜んでいて、「これからは三人家族だな!」って幸せな家庭を想像しているの。 そんな幸福な日々を過ごしていた僕は、ある日重い病気を患っちゃうの。 お医者さんいわく、あと数カ月の命だろうと宣言されるの。 それを知ったあんこちゃんはとっても悲しんでいて、夜遅くになると隠れて泣いていたの。 そしてついに僕の病気が悪化しちゃって、危篤状態になっちゃうの。 僕は意識が薄れていく中で、誰かが呼んでいる声が聞こえるの 「おっきろー」と。 …そう、あんこちゃんという存在は僕の夢の中の人物だったの・・・ 僕はしばらく落ち込んでいたんだけど、ずっとこんな調子じゃいけないと決意するの。 そして・・・僕はこれからは妄想の中であんこちゃんといちゃいちゃするの/// ~FIN~ コメント 523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/16(土) 00 08 34.22 ID 3ZUF1n280 おぉ、運命の女神(モイラ)よ 一つ教えてくれ 貴方は私を憎んでいるのか それとも試しているのか この夢とも現とも断言できないこの情景 紅い夜に 漆黒の雨 灰色の雷 笑う黒き月 そして紫めいた恐ろしい霧が世界を包む まわりは屍 それもこの世のものとは思えぬ異形の数々の死骸 これは地獄か煉獄か まぁ、どちらでもよい この手に握りし白銀の剣で我が究極の愛を証明してやろう 眼を開き、その脳裏に焼き付けるがいい運命の女神よ 貴女が月のように満ちたり欠けたりして、常に留まらないものだとしても私を支配する事はできない 愛によって貴女の車輪の中から崩壊させて 運命に対する愛の優位さを教えてやろう ━━賽は既にふられたのか━━ ━━そのルビコンの先に待つは絶望か希望か━━ ━━どちらを選択するも汝次第━━ ━━ならば、その答えはもう決まっているはずだ━━ ━━其れを口にするな、行動によって示せ━━ (凄惨な戦闘を終えた私と杏子 黒い雨は止まず、さらに灰色の稲光まで見えてきた) 「一体全体どういうことだ・・・」(杏子、つぶやく) ・・・・ 「魔女でもない、使い魔でもない、こんなのアタシは見た事ねーぞ」(イライラしたように) 先ず、場所を移そうか 雨粒が不快だから(杏子の手を握る) 「あぁ、そうだな 」 (人気のない廃墟) 濡れはしないがやはり不快な光景だな 「怖いかい?」 否定はしないさ http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1533224.png (杏子、私を抱きしめる) なっ・・・(驚きを隠せない私) 「大丈夫だ アタシがあんたを護るから」 ありがとう でも私も闘える 「でも、怖いだろ?分かるさ、アタシもそうだったから」 ・・・・ http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1533233.jpg 「だから護ってやるよ!でも・・・いざという時は頼りにしてるぞ・・・///」(ギュッ) 当たり前だよ 怒りの日だろうがなんだろうが私には関係ないね 私を邪魔するものは全て打ち砕いてやろう 杏子の為なら神をも砕いてやる コメント 702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/17(日) 00 09 58.72 ID LoSmlueG0 嗚呼、温かい日差しが心地よい 優しい風が頬を撫で、甘い果実の香りを感じる 鳥の囀りは調和して秩序のある調和を奏でている 川のせせらぎは日の光を受けて宝石のよう 平穏な日常を非日常だと感謝しよう 日常なんて存在しない事を知る 万物は流転するように毎日が常である事は決してない 今の平和は誰が齎したものか 神の恩寵か 運命の悪戯か 私はそんなの信じない 否、信じる必要がないと言い直そうか 何故なら答え(アンサー)はここにある そうだろう? 私は彼女と協奏曲を奏でる 私は彼女と輪舞曲を奏でる その題材は ━━『愛』なんてどうだろうか━━ (色々あって、悪夢のような赤い夜を突破した私と杏子は 京都で夜桜を見ながら散歩する 風は優しくも切なく 懐かしい香りがした 空には三日月が出で 舞い散る桜はとても趣きのあるものだ) 「なんとか終わったな」(しみじみと) そうだね 大した事なかったね 「当たり前だろ」 流石ベテランだね 「バカ・・・そういうことじゃなくて・・・」(赤らめる) ん? 「お前とアタシが組めばみんなザコってことさ・・・///」 当たり前じゃないか 二人の愛の前では神様だって跪くだろうよ 「よくそんな恥ずかしいことを言えるな」 だって真実じゃないか 「はは、お前らしいな」 そうかい おっともうこんな時間だ、お腹も減ったしそろそろ旅館に戻ろうか 「食うかい?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1536749.png もらうよ、ありがとね(杏子の額にキスをする) 「お前いつもキスするな・・・///」 可愛い君が悪いんだぜ 「バーカ・・・///」 「でも嫌いじゃないぞ」(ゴニョゴニョと) なんか言った? 「別になんでもねーよ!」 夜桜も三日月も金閣寺も綺麗だけど 杏子の方が比べものにならないくらい綺麗だよ コメント 733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/17(日) 03 51 16.34 ID LnkGcouSO あんこちゃんと夜明けまで語り明かしたい 家族がいなくなったという俺と同じ境遇のあんこちゃんとなら話が尽きることなく喋れるだろうな そしてしゃべり疲れて一緒に眠るのです おやすみあんあん コメント 734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/17(日) 04 11 13.64 ID qOeWM11A0 「ほんと私って馬鹿・・・」あんあんあーあんあんあんああーん泣いてばかりいる さやかちゃん。あんこのお巡りさん。困ってしまって「一人は寂しいもんな」 あんあんああーんあんあんああーん 844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 00 00 54.68 ID LyI87zzM0 今日はあんこちゃんと秋葉原にいくことにしたの あんこちゃんは秋葉原に行くのがはじめてみたいだから「ちょーすげー!」と独特の雰囲気に驚いてるみたいなの 早速散策しているとあんこちゃんは町に並ぶ秋葉飯に目が釘付けみたいなの 通りすがるお店に入ってはあんこちゃんはおいしそうなご飯をどんどん平らげていくの あんこちゃんは食べ物に目が無いみたいの 一生懸命食べ物を頬張るあんこちゃん可愛い 流石のあんこちゃんもお腹がいっぱいみたいで僕たちは秋葉名物メイド喫茶で一休みすることにしたの 店内には可愛らしい衣装を着たメイドさんでいっぱい 僕とあんこちゃんは目を丸くして初めてのお店に興味津々なの 突然店員さんがあんこちゃんに「せっかくですしメイド服着てみませんか?」と話しかけるの あんこちゃんは戸惑いながら「いいよー、あたしには似合わないよ」と遠慮しちゃってるの 僕がせっかくだから着てみようと誘ってみると、あんこちゃんは顔を赤くして俯いて首を縦に振ってくれるの! そしてメイドあんこちゃんのお披露目 まさにその姿は天使のようで僕は目を奪われてしまうの 周りのお客さんからの反響もすこぶるよく店長さんにスカウトまでされてしまう始末だったの 恥ずかしそうに僕の元にかけよってるあんこちゃんを見て、僕は周りのお客さんにあんぱんをぶつけられてしまうの! 帰り際あんこちゃんのメイド姿が素晴らしかったことを力説したらあんこちゃんは「二人っきりのときまた着てやるよ…///」と言ってくれたの! 顔を真っ赤かにしてあんこちゃんは可愛いなもう///!!! コメント 847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 00 03 36.68 ID y4+R6f7g0 見上げれば 星は堕ち 明けぬ空 深淵の 黒に染められ 嘆く声 耳を塞いでも 響く音 閉じ篭る 光たち 黒い街彷徨い 瞳の中に宿る色 オニキスの様に漆黒を纏う 裾を翻し 踊れ舞い踊れ 熱に浮かされた タランテラよ 軋む革靴は 足を蝕んで 這いずる常闇へ 零れ消える 裾を翻し 走れ駆け上がれ とぐろ巻く黒の 螺旋階段 昇れど昇れど 闇は果てなく それでも止まない 追慕の記憶 好きな唄を彼女と謳え 汝の伴奏で愛を具現化してみせよ (部屋には私と杏子の二人 黒いグランドピアノを奏でる私 唄を謳う杏子 時刻は夕方 外では鴉が鳴いている 子供は家への帰路を進む) 「紅く紅く 燃え上がる空 永久の 契にも似て 朝な夕な 祈り続ける この幸を」(杏子、私の伴奏に合わせ謳う) うん、やっぱ杏子は唄がうまいね 流石は教会の娘さんてところかな 「うまかったか?」(眼をキラキラ輝かせて) うん、とっても 天使のような歌声だよ 昇天しそうだったぜ 「やめろよ恥ずかしい///」(顔を赤らめてを小突く) はは、そろそろお腹減ってきたね 何か食べるかい? 「食うかい?」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1541088.jpg はは、ありがとう そろそろ夕飯の準備をしないとね 「アタシも手伝うよ!」 http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1541096.jpg ありがとね杏子 杏子マジ聖女 そう思うのでした コメント 933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 20 27 51.49 ID ULj7I+7/O 杏子ちゃんが可愛過ぎて今日も生きるのが辛い 本日は杏子ちゃんを呼んで家でぐーたら。 漫画を読んだり、一緒にゲームしたりして楽しく遊ぶの。 杏子ちゃん、格ゲーはあまりやったことないみたいで絶賛大興奮。 「楽しいな、これ」と僕に笑いかけるの。 そこで僕は「愛しいよ、杏子ちゃん」と囁くの。 「な、な、な…っ」って杏子ちゃんは林檎ちゃんになっちゃって可愛い そんなリンゴちゃんに僕は不意打チッス 杏子ちゃん起動停止しちゃってもう可愛いったらもう可愛い だけどすぐに再起動して僕はリアルでもバーチャルでもふるぼっこ。 最終兵器杏子。 ぼくは床に突っ伏す 杏子ちゃんもやり過ぎたと思ったみたいで「お…おい? 大丈夫か?」なんて甘い声でふわああああああああああ杏子ちゃんちゅっちゅっ 僕は杏子ちゃんのソウルジェムを強奪 「あっ」って杏子ちゃんが言い終わる前にソウルジェムべろんぺろんぺろぺろペペロンチーノ 「ひゃあっ! おい馬鹿やっめ…んんっ///」ひやぁあああああああんこちゃんの喘ぎ声はほんまに癒しのオルゴールやで! コメント 968 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/18(月) 23 59 39.99 ID 3LUYjH+z0 道端でいつも見かける女の子は食べ物を咥えてることが多い 昨日はポッキーで一昨日はたい焼き、その前はリンゴだったか それより以前はさすがに曖昧なのだけど、思い返せばいつも何かを食べていた 人目を惹きそうな赤い髪をしているのに他の人はまるで空気のようにその女の子を扱っている 私だけがその子を見守っているんじゃないかという錯覚に襲われて、その子から目を離せなくなった というわけで、私は赤い髪の女の子にあげるお菓子を持って、いつもの道を通った そして、いつも通りその女の子とすれ違う瞬間、そっとお菓子を差し出した 「お前…。いやなんでもない」 女の子は予想以上に驚いた顔をして、私の差し出したお菓子をまじまじと見つめている たい焼きを食べていたところから、餡子が好きなのだろうかと和菓子を選んだ 手を出さないところを見ると、あのたい焼きが特別だったのかもしれない 「これ、あたしにか?」 女の子はようやっとそれだけを訊ねてお菓子と私の顔を交互に見やる その通りだと答えると、大きな瞳が少しだけ輝いて、物を受け取ってくれた コメント 977 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/19(火) 00 07 19.93 ID pfc3hJeW0 現実が罅割れてゆく 眩暈の中 何が見えた? 君の奏でる聖歌は 死への招待状 眠りを覚ます闇 深く蠢く 絡み合う運命と 心に爪を裁てる 堕ちて逝く 慄き叫び崩れ 終焉の果て 最誕の声 暗黙の黙示録 運命を咎める時間はない 怒りの日には 下されるだろう 歓喜と嘆き 全て君の掌に 委ねられた 私は何を知るか(ク・セ・ジュ)? 己の死?死を記憶せよ(メメント・モリ)というのか? ━━嫌だ、まだ死にたくない━━ (10tトラックが凄い速さで私を轢いた 相当な骨折をしたらしい 鮮血を流しつつ 杏子に支えられて帰路につく私 辛うじて意識はある 杏子、魔法で私の傷を癒す) http //www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1544297.jpg 痛い・・・まさかトラックに轢かれるとは思わなかったよ(立ち眩み) 「喋るな・・・」(杏子、気遣うように) 大丈夫だって 出血して骨折もしているだろうが意識はある 「いいから黙れよ これ以上喋るな」(語気を強めて) そんな事言わないでくれ まだお喋りしていたい━━━(口を押さえられる) 「喋るなって言ってんだろ!」(杏子、怒る) ・・・ 「アタシは腹が立ってんだ・・・なんでアンタがこんな目に遭うんだよ・・・」(涙目になる) きっと運命だろう 運命には逆らえない 人間は運命の奴隷さ(自嘲めいて) 「そんな事言うなよ!アンタは何も悪い事してねーじゃねーか!」 杏子・・・ 「もう大切なもんを失くしたくねーんだよ・・・」(ついに泣き出してしまう) (私、杏子を撫でる) 「バカ・・・立場が逆だよ・・・」 ごめんね杏子・・・ 「フン・・・完治したらなんか奢れよな・・・」 うん ごめんね杏子 だがまだ生きている まだ杏子の笑顔を見たいんだ 死ぬわけにはいかないぜ 「…ありがとよ」 ぶっきらぼうにお礼を言うところを見るに、彼女は人からお菓子を貰うことに慣れていないのかもしれない 知らない人から物を貰うということに抵抗のある年頃だからかもしれないが そこでようやく、フォローを入れるのを忘れていたのに思い当った 怪しくない人物であることと、お菓子には何も入れてないことを必死にアピールする 「大丈夫大丈夫、においでわかるよ」 危うく通報されるところだったかもしれない 私が一息つくと、女の子は満面の笑みを見せてくれた 「あんた面白いな、またよろしくね」 これからは、あの子にお菓子をあげる時間を作ることにしようと思った コメント 969 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/19(火) 00 00 24.96 ID kI4bDqf40 はぁ・・・あんこちゃんにプレゼントをあげたい。 僕とあんこちゃんはとあるショッピングモールに買い物に行くの。 あんこちゃんはあまりこういう所に来た事がないみたいで、ちょっとウキウキしていたの。 僕はあんこちゃんと一緒にお洋服屋に寄ったり映画を見たりと、ショッピングモールを満喫するの。 映画を観終わって、再び色々なお店を見て回る僕達。 あんこちゃんは小物屋で足を止めるの 僕はどうしたんだろう?と思ってあんこちゃんの視線の先を見ると、可愛らしいリボンがたくさん並んでいたの。 あんこちゃんはそれを見てボソッと「いいなぁ・・」と呟いたのを、僕は聞き逃さなかったの・・・ 僕があんこちゃんを見てるのを気付いたみたいで、「な、なんでもねぇよ!行こうぜ!」と言うの。 その日は帰宅しちゃうんだけど、あんこちゃんはしばらく溜息を付いていたの。 確か数日後はあんこちゃんの誕生日。僕は閃いたの! 次の日、僕はあの小物屋で赤リボンと黒リボンの二本を購入するの。 店員に「プレゼント用に包みますか?」と聞かれるんだけど、僕は「大丈夫です」と言うの。 そして誕生日当日の夜・・・ 僕はあんこちゃんに料理を振舞ってパーティーをするの。 あんこちゃんは「チョーうめえ!」と喜んでくれるの。僕はその姿を見るだけで幸せなの。 そして僕は、あんこちゃんにプレゼントを渡す時が来たの。 あんこちゃんに「ちょっと待ってて」と行って部屋から抜け出すの。 5分後・・ 僕「あんこちゃん」 あんこちゃん「な////」 僕「お誕生日おめでとう。プレゼントだよ」 あんこちゃん「なにやってんだよォ///」 そう・・僕は全裸に赤リボンを、隆起したイチモツに黒リボンを巻いて、僕自身をプレゼントしちゃうの//// 僕「あんこちゃん・・スケベ・・しようや・・」 あんこちゃん「い、いいぜ////」 こうして僕は、プレゼントした二つのリボンであんこちゃんを縛るプレイをして遊んじゃうの//// コメント 991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/04/19(火) 00 34 12.12 ID sbZczKteO はぁ…杏子ちゃんと食べ歩きの旅をしたい 僕が食べ歩きの旅に行こうと言うと杏子ちゃんは目を輝かせながら「おう!」と快諾。 うきうきしてる杏子ちゃん可愛いなぁ… 「それでそれで? いつ行くんだ?」と杏子ちゃんは質問。 僕は結婚してから、つまり新婚旅行だよって言うと「っ/// な、何言ってんだよ///」と真っ赤になって照れる杏子ちゃん。 だけど次の瞬間、「わ、わたし達はまだ結婚出来ないだろ…だから、旅行に行けないじゃん…」なんて落ち込んじゃった… そんな事ないにゃん! 婚前旅行という物があるにゃん! さぁ行こう! 「い、今からか!?」 びっくりする杏子ちゃんの手をとり、僕達は日本中を食べ歩き。 最後に食べるのはもちろん杏子ちゃん。 というわけで 991なら杏子ちゃんが皆の夢におじゃまします コメント
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| l { |ヽ {ヽ ヽ ,X ヽ \ ヽ \ \ V / | l l | ヽ iヽ ヽ / ,>、,-r<===r- ヽ ヽ V / | li | i { ヽ ヽ ヾ、 ' イ ,/ ////C, リ \ ヽ V | l | l |T 「 ̄` ヽ ヽ ` | {/////} チ V | .| .l l .| ヾ_ __ 二ヽ ヽ l/ー ' リ イ ヾ} | l ゙、 ヾl イ V//c` \ .、 ゝ―‐' 彡 , '  ̄ヽ .} l | ヾ、 ヽ ! {///} `゙ ,. ´`ヽ i l l | ヾヽ .ヽ {,ーリ /,....`゙ | ヽ ヽ ヽ\ヽ´ ノ ,. ヘ ) } ノ lヽ ヽ ,. '´ ,- | ⊂ ' / , -= | ,. '´ ― ノ ,........ - ',イ / ヽ ヽ ,/ / / / ヽ、 ゝ - '´ .|ヘ/ / `゙ 、 ,. イ ,. - _ ,/ / `゙ 、 _ , r ´ ,. - ,. - ' ´ / l  ̄ //,. ´ / | ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋ 【杏子】 二年生 マミさんの友達 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋
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鳴海杏子 楽曲 コメント 日本の女性声優。アース・スター エンターテイメント所属。旧芸名は杏花。 楽曲 ミロカロスorディアンシー:ビューティフル・ドリーマー 『世界でいちばん強くなりたい!』オープニング主題歌 トルネロス:空色モノローグ 『世界でいちばん強くなりたい!』エンディング主題歌 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 草案 鳴海杏子 ペルシアン:てーきゅうのメインキャラの声を担当。 -- (ユリス) 2021-01-09 23 21 01
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【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61-70】 【71-80】 【81】 【82】 【83】 【84】 【85】 【86】 【87】 【88】 【89】 【90】 【91-100】 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1329756141/ 【前】 892 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/29(水) 00 08 49.90 ID dhPxS+/00 892 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/29(水) 00 08 49.90 ID dhPxS+/00 2月29日、四年に一度の日。はぐれメタルくらいにレア度の高い日だ 今日は国際連盟のリットン調査団が来日した日で、冬戦争でフィンランドがソビエト連邦との和平交渉を再開した日 推理作家赤川次郎の誕生日で浄土宗開祖法然の命日でもある 四年に一度しか訪れない日の所為か、パッとしたイベントがない 赤川次郎といっても刑事ドラマ、法然と言っても浄土宗開祖というくらいのイメージしかない。わたしの世界は狭いなぁ もっと色んなものを見て、感じて、見聞を広め、感受性を肥やし知識や知恵を身に付ける事がわたしの課題だね その為にも杏子ちゃんと一緒に素晴らしい体験をしよう。言うなれば黄金体験だ。 それは恐らくハートが震えるような、燃え尽きるほどにヒートな体験だろう さぁ、四年に一度しか体験出来ない黄金の閏年の2月29日を杏子ちゃんと駆け抜けよう 「ついに来たな・・・。2月29日。四年に一度訪れるというマボロシの日!」 異様にテンションが高いね杏子ちゃん。そういえば杏子ちゃんは珍しいもの好きだったね 「あんた、あたしは珍しいものが好きだ。うるう年が好きだ。ギザ10が好きだ。マボロシ島が好きだ。はぐれメタルが好きだ。 色違いのポケモンが好きだ。ウカールが好きだ。カナエルコーンが好きだ。合格せんべいが好きだ。 幸せのピノが好きだ。当たりのアイス棒が好きだ。銀のエンゼルが好きだ。金のエンゼルが好きだ。 ゲーム内の、現実の、カレンダーの、食玩のおまけの、受験シーズンのお菓子の、 この世界に存在するありとあらゆる珍しいものが好きりゃ・・・あっ///」 いいところで噛んじゃったね杏子ちゃん。あと、今のわざわざ覚えてきたの? 「うん/// でも噛んじまったから台無しだよ。せっかくカッコよくキメられると思ったんだけどなー」 次頑張ればいいよ杏子ちゃん。それにしてもよく頑張ったね 「へへへ/// でも、珍しいもんが好きなのは本当だよ?なんかワクワクすんじゃん、珍しいものって」 うん、その気持ちよく分かるよ杏子ちゃん。有り触れたものもいいけど滅多に見られないものとかっていいよね・・・ 「あぁ、いいよな・・・。やっぱ、あたし達って気が合うんだな」 そのようだね、杏子ちゃん。せっかくの珍しい日だし、今日は珍今までにないシチュエーションで愛し合ってみる? 「いいな、そういうの!やってみようぜ! いつもよりコーフンするかもしれないしな///」 自分で言いながら赤くなっちゃう杏子ちゃんも可愛いね/// じゃあ、一先ずお外に出ようか? 流石に今日はいつも通りベッドや炬燵でちゅっちゅするだけじゃ物足りないもんね♪ 「ちゅっちゅとか恥ずかしい言い方するなよぉ…///でも、あんたと愛し合うの、今から楽しみだよ!///」 わたしと杏子ちゃんは綺麗な川にやって来た。それなりに有名な観光地だ わたしと杏子ちゃんは小さな舟を借りて、それで川を下る 時間は夜の7時くらいなのであたりは真っ暗。でも、この暗黒がわたしたちのラブシーンを引き立ててくれるはずなの わたしはポケットからライターと蝋燭と蝋燭台を取り出した。蝋燭に日を灯し、蝋燭を台で固定する 「何やってんだ?あんた?」と杏子ちゃんはきょとんとした顔でわたしの行為を見ている そろそろひな祭りだからね。わたしと杏子ちゃんで流し雛を体現しようと思ったの 「あぁ、だからわざわざ舟の上なんだな。あんた、けっこうロマンチストだな///」 でも、流し雛のお雛様は恋人とキスなんてしないけどね/// 「いいじゃんか、あたし達はあたし達だ。それに、こんな愛し合い方あたし達だけだと思うよ///珍しいってレベルじゃねーよ///」 杏子ちゃんはゆっくりとわたしの方に近づいてくる。闇夜の下、仄暖かい蝋燭の光に照らされた杏子ちゃんはとっても可愛らしいなって/// 「じゃあ、愛し合おうか?///」 お手柔らかにね/// 杏子ちゃんはわたしの唇を塞ぎ甘くて美味しい愛をわたしに注ぎ込んでくれたの/// これは舟の揺れだろうか?蝋燭の日の揺れだろうか?ううん、違うよ。 これは、わたしと杏子ちゃんが激しく愛し合っていることを意味する揺れだよ/// コメント 【前】
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「違う!あれじゃなくて、もうちょい向こうの奴だ」 ん?確かに…何かが…見える。箱のようなもののもっと奥。草が茂っているその後ろにそれは見えた 遠くからだからよく分からないけど、人ぐらいの大きさの白い物体が、くねくねと動いている 「ゴミか?それにしてはやけに大きすぎないか?」 確かにそうだね。遠くからだからはっきりとは分からないけど… 「じゃあ看板か?看板にしてはデカすぎるし、あんな風に動く看板なんて見た事ねーぞ?」 だよね…。じゃあ、あれはいったい何なんだろう 杏子ちゃんは双眼鏡(みたいなもの)を何処からか取り出した。 「これで確かめてやる!」 何それ、杏子ちゃん?双眼鏡?いつ買ったの? 「買ったんじゃなくて作ったのさ。ちょっとした魔法の応用って言ったとこかな?」 そう言うと杏子ちゃんは双眼鏡を覗きこんだの? 杏子ちゃんはその白いくねくねの正体を知ったのだろうか?それにしても何かがおかしい その白いそれを見た杏子ちゃんの顔はみるみるうちに青くなっていき、 冷や汗を流し、ついには持っていた双眼鏡を落としてしまったの いったい何が見えたの杏子ちゃん? 「わカらねーホうがイーよ」 わたしはゾクッとした。それは杏子ちゃんの声ではないように聞こえた。 杏子ちゃんはそのまま、わたしの方を振り返り、わたしの手を思いっきり掴んだの 痛いよ杏子ちゃん…。 でも、この声は届いていないようで杏子ちゃんはうっすらと笑いながら、 身体をくねくねとうねらせて、あの白いアレと同じように踊り始めたの。わたしの手を取りながら あれから、いったいどれだけの時間が経ったのだろう。辺りは真っ暗で何も見えない。 ただ杏子ちゃんはわたしの事を見つめながら、くねくね、くねくね、と動くだけ 多分、わたしの声は届いていないんだろう。そして、杏子ちゃんはわたしを放してくれる様子もない わたしは全てを杏子ちゃんに委ねて、杏子ちゃんとくねくね、くねくね、と踊るしかない。 でも、不思議な事に最初は苦痛でしかなかったが、段々、楽しく、気持ちよくなってきた。 そう、それはまるで杏子ちゃんと一体になったみたいで……/// コメント 657 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/26(土) 00 54 17.33 ID 1ZBCEbRL0 [1/2] 5月26日、最近は今まで以上に杏子ちゃんが愛しくて生きるのが辛いの 今日は東大寺盧舎那仏像の開眼供養が行われた日 大日本帝国陸軍大将荒木貞夫や漫画家モンキーパンチの誕生日でもある 東大寺の大仏、盧舎那仏像は聖武天皇の発願で745年に制作が開始されたんだよ 開眼供養は印僧・菩提僊那が担当し、大安寺の隆尊律師が講師を、元興寺の延福法師が読師を務めたの この大仏開眼供養会に参列した人数は1万数千人にも及んだとか 因みに挙行された752年時点で聖武天皇は既に孝謙天皇に譲位していたんだよ モンキーパンチは『ルパン三世』などで有名な日本の漫画家だね 因みに杏子ちゃんはわたしにとってのルパンみたいなものだよ! だって杏子ちゃんはわたしの心を盗んで行っちゃったから/// さぁ、今日もわたしは杏子ちゃんのもとにルパンダイブするよ! なんか小腹が減ったので、わたしは深夜にも関らずコンビニにやって来た 杏子ちゃんはうとうとしていたようなので、そのままにして家を出ようとしたんだけれど わたしが外に出る準備をする音に起されたみたいで、ボサボサ髪に、目をこすりながら 「何処にいくんだ?こんな時間に…」って呼び止められちゃったの それでわたしがコンビニに行くと言うと杏子ちゃんは「ちょっと待ってくれ、40秒で用意する」 と言って、20秒くらいで支度しちゃったの。 支度って言っても、パジャマの上からパーカーを羽織っただけだけどね そんなわけで、わたしと杏子ちゃんはコンビニにやって来たの でも、そこには数々の艱難辛苦がわたし達を待ち受けていたの… コンビニの入口付近に不良が数人で屯している。 しゃがみこんでタバコを吸う彼らの殆んどは鼻やら舌やら唇やらにピアスをつけていた その中のリーダー格と思われるスキンヘッドに肩パッドの男は顔にタトゥーが入っている まるで罠ばかり使う某エジプトの墓守の一族の人みたいだよぉ… 見た目だけで判断するのは良くないって分かってるけどやっぱり怖いよ杏子ちゃん わたしが恐怖や不安で身体を震わせていると杏子ちゃんはわたしの手をぎゅっと握ってくれたの/// 「安心しろよ、あたしがついてるからさ」 杏子ちゃんはわたしの手をしっかりと握って入口の方に向かったの すると、やはり、不良グループは下卑た顔をしてわたしと杏子ちゃんの方に向かってきたの でも、彼らがわたし達に接触する事はおろか、絡んでくる事すらなかったの 見たところ、彼らは何かに怖気づいてしまったらしい。どうやら、杏子ちゃんが一瞬、殺気を放ったらしい 今はけっこう丸くなっている杏子ちゃんだが、少し前まではストリートファイターだったのを思い出した 心に傷を負い、安住する所もなく、ただ魔女を狩り、食べ物を貪る、ワルイドなチョイ悪杏子ちゃん。 あの時の杏子ちゃんはけっこう怖かったけど、同時にその中に秘められたかっこよさに惹かれちゃったんだよね、わたし/// そんな事を思い出している間に跋扈していた不良達の姿はなくなっていた。どうやら、逃げ出したらしい 「なっ、安心しろって言っただろ?あんなやつら道端に落ちてる空き缶と大差ねーよ」 杏子ちゃんは怖くないの? 「あんな変なのより使い魔の方が怖いね。下手したら死んじまうからな」 なんか今日の杏子ちゃんすごくイケメンだよぉ/// そして、買い物を終えたわたしと杏子ちゃんは手を繋いでおうちに帰ったの 杏子ちゃんがいっぱいお菓子を買っちゃったから出費は予想以上のものだったけど、 その代わりにイケメンな杏子ちゃんが見られたから善しとなくちゃね コメント 727 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/27(日) 00 53 29.08 ID xoN2o8aL0 [1/2] 5月27日、杏子ちゃんに大切にとっておいたズワイ蟹の残り取られちゃった… 今日は『ドラゴンクエスト』がエニックスからファミリーコンピュータ用ソフトとして発売された日 生物学者レイチェル・カーソンの誕生日で神学者ジャン・カルヴァンの命日でもある 『ドラゴンクエスト』はドラゴンクエストシリーズの記念すべき一作目だよ杏子ちゃん 因みに一作目の主人公の最大レベルは30、現在は99。時代はけっこう進歩したんだね 一作目にはパーティって概念がなくて主人公一人で竜王を倒すってストーリー。 パーティの概念が生まれたのがⅡで、勇者が魔王を倒すというRPG定番の始祖はⅢと聞いた事があるよ ジャン・カルヴァンはマルティン・ルターらと同様にキリスト教宗教改革初期の指導者だよ 彼がのちのキリスト教世界に与えた影響も大きく、「カルヴァン派」という人達もけっこういたみたい この「カルヴァン派」の神学体系は予定説と全的堕落で有名みたいだよ また、日本海海戦で日本艦隊がロシアのバルチック艦隊に対して勝利を収めた事に因んで「海軍記念日」 あー、なんか杏子ちゃんと旅に出たくなってきちゃったな なんか旅に出たくなったのでわたしは杏子ちゃんと海にやって来たの 港には船が泊っていたけど漁船とかばっかり 豪華客船とかクールな水上スキーとかはなかったの。残念 なんか冒険心を擽られない。でも、杏子ちゃんは興味津々みたい 「漁船あれば好きな時に好きなだけ刺身食えるよな」 杏子ちゃんらしい発想で可愛らしい。でも、漁ってけっこう力仕事みたいだよ? 「なら問題ないな、あたし、魔法少女だし。力仕事が好きってわけじゃねーけど、けっこう得意だと思うよ」 でも磯臭くなっちゃうよ?それに漁船の操縦とかちょっと失敗したらドカーンだよ! 「うっ…それは困るな…」 「じゃあ海女なんてどうだ?ちょっくら潜ってぱぱっと貝とか海胆とか獲ってくりゃいいんだろ? 銛なんざ使わなくてもあたしには色々と応用の利く槍があるし」 綺麗な海だったらそれはいいかもしれないね。でも、ここらへんはちょっと… 杏子ちゃんの綺麗な肌に汚いしなびたワカメとか捨てられたビニール袋が引っ付くなんて耐えられないよ! 「あんた…///でも確かにあんま綺麗とは言えないよな、ここらへんは」 もっと酷いところはヘドロとかある海もあるみたいだよ 「そういえば水辺にベトベター出てくるもんな」 「結局、海に出ようなんて考えないのが一番いいのかもな」 杏子ちゃんはサザエの串焼きをもぐもぐしながら空を見ながら呟いた 漁なんて生半可な気持ちで出来るもんじゃないらしいからね、と わたしもハマグリの串焼きをはふはふしながら答える 「こうやって漁師の持ってきたもんを食ってるのが一番ラクで幸せなのかもな」 でも、すごく新線な漁師のまかない飯って言うのも美味しそうだよね。 「新鮮な透明のシラス丼とかな。あーl、想像したら腹減ってきちまったよ」 杏子ちゃん、まだサザエの串焼き食べてる途中だよ? 「別腹だよ、別腹!やっぱごはん物も食ってみたいじゃん」 じゃあ、今度そういうお店に言ってみようか杏子ちゃん 港に行って串焼きだけ勝って帰るのもつまらないので、わたし達は近くの砂浜にやって来た 海開きもしていないし潮干狩りするような所でもないので人は少ない。 でも、好都合だよ。人目があったらこんなことできないもんね?/// 「恥ずかしいこと言うなよ///」 恥ずかしがらなくてもいいんだよ杏k━━━バシャーーーーモ!! …。 「…」 わたしと杏子ちゃんは思いっきり波を頭からかぶった 服はびしょびしょ、ついでに海水なのでべとべと きっと波がわたしと杏子ちゃんが青春しているから嫉妬したのだろう。 「こんなんじゃ帰るにも帰れねーよ…」 そうだね… 結局、その日、わたしと杏子ちゃんは生乾きのままで電車に乗って帰ったの 翌日、二人ともそろって風邪をひいしゃったけど、杏子ちゃんと一緒なら、まあいっか/// コメント 785 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/28(月) 00 39 57.51 ID GuUonRJm0 [1/2] 5月28日、今日は大安あんあんあん! 今日は日本で電柱広告が許可された日でトキが国際保護鳥に指定された日 戦国大名斎藤道三や桜町天皇、小説家の堀辰雄の命日でもある 杏子ちゃんも知ってると思うけどトキってすごいんだよ 死の灰を被ったというのにあの身のこなし、それに加えて彼の有情破顔拳は慈愛に満ちているよね どうやらトキのモチーフはイエス・キリストらしいよ 桜町天皇は江戸時代の天皇で在位期間享保20年~延享4年、朝廷の儀式の復古に尽力したみたい 江戸幕府第八代将軍徳川吉宗の助力や関白一条兼香の補佐は桜町天皇の大きな助けになったんだって 桜町天皇の第二皇女、後桜町天皇(智子内親王)は日本最後の女性天皇として知られているよ 因みに女性天皇は推古、皇極、斉明、持統、元明、元正、孝謙、称徳、明正、後桜町の10代 でも、斉明は皇極の重祚、称徳は孝謙の重祚だから八代といっても実質女性天皇は8人だけだよ そういえば今日は「花火の日」らしいね杏子ちゃん 享保18年の旧暦の今日、隅田川で水神祭りの川開きが行われ、慰霊を兼ねた花火が打ち上げられた事に因むよ 花火かぁ…。ちょっと時季外れな気もするけどやって見ようか杏子ちゃん! 時季外れでも意外と花火って売ってるものだね杏子ちゃん 無事に花火セットを手に入れる事が出来て本当に良かったよ さて、後は杏子ちゃんに浴衣を着せてあげるだけだね 「別に着たいなんて言ってねーんだけど…」 着てくれたら時季外れのわたあめやとても…大きなフランクフルトとか食べさせてあげるよ 「着たい!今すぐ着せてくれ」 ちょろいね杏子ちゃん 赤い金魚さん模様の浴衣の杏子ちゃんが可愛すぎて辛くて死にそうだよ/// 「本当に食わせてくれるんだろーな?」 勿論だよ杏子ちゃん!わたあめは買ってあるし、フランクフルトも帰ったらすぐに作ってあげるよ 「そりゃ楽しみだな!でも、この時季に花火って時季外れすぎやしねーか」 そんな事言ったら杏子ちゃんだって昨日かき氷食べてたよ 「でも時季外れに食うかき氷ってのもなかなか美味いもんだろ?」 うん、まるで炬燵の中で食べる雪見だいふくみたいの感じだったよ 「雪見だいふくに時季とかないだろ…。いや、あんのか…?」 そんな事をおしゃべりしている間に河川敷についたよ。 まだ完全な夜というよりは夕方の暮れだけど、花火をするには十分な暗さだったの あんまり花火に乗り気に見えなかった杏子ちゃんも、実際にやって見るとけっこう楽しそうで良かった 杏子ちゃんのキラキラと輝く瞳に映るパチパチと燃える花火はとっても綺麗 最後の閃光花火を手に取って『あたしがやってもいいか?』と目で聞いてくる杏子ちゃん わたしはアイコンタクトで『やっちゃえ杏子ちゃん!』と返すの 『ありがとな!』ってアイコンタクトを送っきた杏子ちゃんは最後の花火を散らし始めたよ 「閃光花火も綺麗だなー。ちょっと派手さが欠けるけど」 でも、そこも閃光花火の魅力の一つだよね 「あっ、消えちまった…。でもこの儚さも魅力の一つだよな」 閃光花火の愉悦の何たるかを分かってきたようだね杏子ちゃん! 花火が消えてから気付いたんだけど、周りは真っ暗で既に夜が訪れていた 人気のない川原…、なんだか不気味。川から大きな海魔が出てきそうな予感がするよ 「あんたって本当に真っ暗なの苦手だよなー」 半ば呆れたように杏子ちゃんは呟いた。でも、こんな呆れ顔の杏子ちゃんも大好き! 「ほら、そろそろ帰ろうぜ?あたしが手を繋いでいてやるからさ」 杏子ちゃんはわたしに手を差し伸べてくれた。温かくて柔らかくて優しい手。 わたしはお礼を言って杏子ちゃんの手をぎゅっと掴む。 「あんたの手って柔らかいんだな…///」 暗くて見えないけれど、杏子ちゃんが少しだけ頬を赤くしたような気がした。 「なぁ、帰る前にちょっと…いいだろ?///」と杏子ちゃんがアホ毛を揺らしながら囁いたの まったくもう…///杏子ちゃんったら/// こうしてわたしと杏子ちゃんはお互いの舌で花火を輝かせたの/// コメント 836 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/29(火) 00 37 33.06 ID YMZgxnV+0 [1/2] 5月29日、今日のおやつは杏子ちゃんと一緒にウエハース地獄だよ 今日はジョン・ペンバートンが初めてコカ・コーラの広告を出した日 政治家伊東巳代治の誕生日で歌人与謝野晶子の命日 フィクションも含めると「錯覚だ」の台詞で有名な藍染惣右介の誕生日でもあるとか コカ・コーラ、そういえば最近飲んでないね杏子ちゃん アレを飲むと歯がなんか変になるから、わたしは他の炭酸飲料を愛飲しているの それに比べて杏子ちゃんはコーラでもサイダーでもメロンソーダでも美味しく飲むから偉いよね 与謝野晶子は戦前の歌人として有名で、彼の代表作の一つとして『みだれ髪』が挙げられるよ 『君死にたまふことなかれ』からは彼女が日露戦争に対して非戦派であった事が伺えるね また、今日はこ(5)んに(2)ゃく(9)」の語呂合せで「こんにゃくの日」とされているみたい 思えば最近マンナンライフの蒟蒻畑食べてないなぁ。今度スーパーで売ってたら買ってみようっと そう言えば、この前に杏子ちゃんが味噌田楽を食べたがっていたね。これもスーパーで売ってたら買ってあげよう 杏子ちゃんに田楽食わせるのら~、なんてね。因みにアレは犬らしいよ 急に雨が降ってきた しかも土砂降り。まるでスコールみたいだよ。スコーンじゃないよ せっかく本屋でお目当ての本を買ったと言うのにこんなところで立ち往生 本屋の前で雨宿り。一時間くらい待っていれば止むかもしれない だけどこんな店先で一時間もつっ立っているなんて面白くない そんな風に思いながら横を見ると、杏子ちゃんが手を伸ばして雨に触れていた 身体は濡れない場所に、手だけを天の下に出し、雨の強さを体感しているみたい 「けっこう、いや、とても強い雨だな」 杏子ちゃん、右腕濡れちゃってるよ…。ほら、これを使って、とハンカチを杏子ちゃんに渡す 「おう、ありがとな」とそれを受け取った杏子ちゃんは右腕を拭く。パーカーの右腕部分だけが水玉模様だ 「それにしても止まないな」 そうだね杏子ちゃん。このまま待っていてもつまらないから、そこのミスドにでもは入ろうか? 「あたしダブルチョコレートとかポンデリングとか食べたい!」 ドーナッツくらいなら好きなだけ奢ってあげるよ杏子ちゃん ♪ミスドから ずっと 杏子ちゃんを見守っていたんだもん そいつなの 思い出してよ魔女の名前を~♪ 「どうしたんだ、変な歌なんか歌ってさ?」 ううん、なんでもないよ。こんな歌あったなーって思い出しただけだよ 「ふーん。何の歌か知らねーけど、あんまり人の名前使って替え歌にするなよ」 あれ?分かっちゃった? 「もうそれなりに長い付き合いになるんだから、あんたのやることくらい分かるさ」 杏子ちゃんにわたしの行動を予測してもらえるなんてそれはそれは光栄な事だよ それにしてもなかなか雨止まないね 「それどころかババリバリッシュって雷まで落ちるようになったぜ」 まぁ、杏子ちゃんとこうやってのんびりお話していられれば別に帰れなくたっていいんだけどね 「それは困るな。帰れなかったら今日の夕飯どうするんだよ?あたしはあんたの作った夕飯が食べたいからな」 外食じゃ嫌なの? 「たまには外食もいいけど、やっぱりあんたの温かい料理が一番だよ」 よく恥かしげもなくそんなこと言えるね杏子ちゃん。わたしは嬉しいからいいんだけど…/// 「何を恥かしがる必要があるのさ?あんたってやっぱ変わってるな」 それじゃあ、そんな変わってるわたしの恋人の杏子ちゃんはもっと変わってると思うよ 「かもな。別に否定する理由はないさ。あと、それにな…」 ん? 「やっぱり家庭の味ってのが一番いいもんだよ。あんたには分からないかもしんねーけどさ」 そう…。じゃあ、これからは杏子ちゃんの為にもっと美味しい料理を作れるようにならないとね! 「おう!期待しておくよ!」 杏子ちゃんとお喋りしている間に雨は止み、空には虹が出ていた 止まない雨はない、ってやつだね じゃあ、そろそろ帰ろうか杏子ちゃん! コメント 881 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/30(水) 00 41 04.42 ID 71C2MXVz0 [1/2] 5月30日、そろそろ5月も終わりだね 今日はジャンヌ・ダルクがイギリス軍により火刑で文化財保護法が公布された日 兵学者大村益次郎の誕生日で日本海軍の元帥東郷平八郎の命日でもある 文化財保護法は1950年に制定された文化財の保存・活用と、国民の文化的向上を目的とする日本の法律 1949年の法隆寺金堂の火災で法隆寺金堂壁画が焼損した事がこの法律の制定に至ったきっかけだよ 法隆寺は金閣寺みたいに誰かに放火されて燃えちゃったってわけじゃないみたいだよ 中には放火説もあるみたいだけど、実際のところ火災の真相ははっきりとしていないんだって 東郷平八郎は日露戦争の日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を撃破した事で有名だよ 彼の活躍は世界でも評価され、イギリスのジャーナリストは東郷を「東洋のネルソン」と呼んだとか 勿論、日本国内でも東郷は英雄視され「陸の乃木 海の東郷」(「陸の大山 海の東郷」)なんて言われたみたい 因みに大山は満州軍総司令官の大山巌、旅順攻囲戦における第3軍司令官乃木希典陸軍大将の事だよ また、杏子ちゃんの大好きな肉じゃがは東郷がビーフシチューを作らせようとして生まれた産物らしいよ イギリスに留学していた東郷が留学先でビーフシチューを食べて、「これ日本でも食べたい!」って思ったらしいの そうだ、今日の夕飯は肉じゃがにしてみようか。杏子ちゃん喜んでくれるかな? 天気予報でそろそろ雨が降ると言っていた 空の色はとても心地悪く今にも雨が降ってきそう 風も狂ったように強く吹いている。これに雨が降ったら最悪な事態に陥るだろう 不幸な事に傘は今、持っていない。天気予報を見たのに傘を忘れるなんてわたしってほんとばか 狂風は治まる事を知らず、わたしの隣の杏子ちゃんの髪をむしゃくしゃにしている 杏子ちゃんのアホ毛が揺れて乱れて増える。頭はボサボサでパーカーのフードもバサバサと踊る こんな不快な風なのに杏子ちゃんは何故か笑っているように見えた。 どうして杏子ちゃんはそんなに楽しそうに笑っているの? 「いや、中途半端に強い風だったらうぜーけどさ、こう狂ったように強い風だと何かテンション上がっちまうんだよな」 分からないでもないような…。でも、杏子ちゃんの髪ぐしゃぐしゃだよ? 「髪なんてどうでもいいさ、楽しければさ。あんたもいっそこの状況を楽しんでみたらどうだい?」 杏子ちゃんらしいって言ったら杏子ちゃんらしいね でも、まぁ、雨が降っていないならまだマシかな 「高いところは風がいっそう強いな」 歩道橋の上。杏子ちゃんは鯛焼きを咥えながら車道を走る自動車を見下ろしている こう杏子ちゃんが呟いている間にも風は絶えず絶えず吹き続けているの そろそろ行こうよ杏子ちゃん。本当にそろそろ降ってきそうだよ 「こうやって風を感じるのも気持ちいいんだけどな」 ここまで強い風だと感じるってより殴りつけられる感じだよ… 「そっか?まぁ、あんたが言うんならいいさ。じゃあ帰ろうぜ」 と、杏子ちゃんがそう言った時、ポツポツと大粒の雨が降ってきた 嗚呼、遅かったみたいだね… わたしはちょっと絶望しそうだったけど杏子ちゃんがわたしの手を取って掛け出してくれたから我に返った 「こりゃあ、本格的に降ってきそうだな。ちょっと、そこの店で雨宿りさせてもらおうぜ」 ゲーム屋さん。杏子ちゃんが駆け込んだ先はゲーム屋さんだった 「あー失敗したなー、どうせならレストランとか喫茶店に行くべきだったなー」 でもそんな事言ってる余裕なかったよ?こう強い雨だと10秒で下着まで完全にびっしょりになっちゃうからね 「確かにそうだな。風邪ひくのはカンベンだ」 仕方ないから少しゲームでも見て雨が弱くなるのを待つとしようか 「あぁ、そうだな」 杏子ちゃんは古い機種の安い中古のゲームソフトを見ている 「あっ、これ家にもあったよな!」 スーパーマリオアドバンスだね。けっこう初期のソフトだったと思うよ 「ん?ここのコーナーにしてはこれ、けっこう高いな。アドバンスなのに4000円だってさ」 これはファイナルファンタジー6だね!アドバンス最後のソフトだけあってけっこう高いね 「へー。あれってアドバンス最後だったんだ。あー、見てたらゲームやりたくなってきちゃったな」 うん、帰ったらボンバーマンでもやろうよ杏子ちゃん! 「桃鉄とかスマブラもやりたいな!」 そうだね杏子ちゃん!早く雨が止むといいね… そして、雨が止むまでわたしと杏子ちゃんのお店の死角で危険なラブゲームをして過ごしたの/// コメント 935 名前:†[sage] 投稿日:2012/05/31(木) 00 49 56.66 ID /m+oWR5n0 [1/2] 今日は5月31日、5月最後の日だよ杏子ちゃん。 林銑十郎内閣が総辞職した日で京都議定書が日本の国会で承認された日 室町幕府第3代将軍足利義満や魔術師エリファス・レヴィの命日でもある 林銑十郎は1937年2月2日から6月4日迄続いた日本の内閣だよ。 第33代内閣総理大臣に任命された林銑十郎は何と言ってもお髭が特徴的 この内閣は短命で特に実績も残せなかった事から、「何もせんじゅうろう内閣」なんて揶揄されたの 因みにこの内閣の海軍大臣はのちに第37代内閣総理大臣を務めた米内光政だよ 室町幕府第3代将軍足利義満は1392年に分裂していた南北朝を統一させた事で有名 その他にも鹿苑寺(金閣)を建立して北山文化を開花させ、室町時代の政治や文化の最盛期を築いたの そういえば世界保健機関 (WHO)が今日を「世界禁煙デー」に定めているんだって 日本ではあまり知られていない事だけど、かのナチス・ドイツも反タバコ運動を行っていたらしいよ 勿論、ただの「煙草嫌い!」って感情論じゃなくて、煙草は人体に有害って事を科学的に知っていての事なんだって 杏子ちゃんは将来タバコを吸ったりするのかな?それとも吸わないのかな? 余計なお世話だろうけど、わたしは出来れば杏子ちゃんにはずっと健康でいてもらいたいなって思ってしまうのでした わたしと杏子ちゃんは新しくできた近場の健康ランドにやって来たの 近場って言っても山の上だけどね。でも、最寄のバス停からバスで10分くらいだからやっぱり近場だね そんなわけでわたしと杏子ちゃんは温水プールの中にいるの わたしの隣には白のスク水の杏子ちゃん。水泳帽があれば完璧なんだけど… でも、杏子ちゃんの髪の長さを考えたら帽子なんてあっても無駄かもしれないね それにしても杏子ちゃんはスレンダーで見ていて惚れ惚れするボディだよ 胸も馬鹿みたいに誇示するような大きさではなく、微と美とを兼ねた素晴らしいエレガントなほどよい大きさ やっぱり杏子ちゃんのスタイルはわたし好みだよ。えへへへ…… 因みに、わたしは杏子ちゃんにビキニを着せようと思ったんだけど光の速さで断られちゃったの スク水じゃあポロリには期待出来ないね。残念! 「何ぶつぶつ言ってんだ?あんたもこっちに泳ぎなよ」 わたしは犬かきしか出来ないからいいや、好きなだけ泳いでいいよ杏子ちゃん 「えー!あたし一人で泳いでいてもつまんねーよ!」 いいからいいから!わたしを杏子ちゃんの美技に酔わせてよ/// クロール、平泳ぎ、背泳ぎ、なみのり、ダイビング、たきのぼり…杏子ちゃんは思った通り運動神経抜群だった 一泳ぎした杏子ちゃんはお腹をすかせちゃったみたいで、わたしに売店のフランクフルトをせがんできたの 小さなお口で大きくて太いフランクフルトを一生懸命食べる杏子ちゃんの姿はとても可愛い それを食べ終わった後は「喉が渇いた」と言ってカルピスをせがんできた わたしは杏子ちゃんには滅法弱い。杏子ちゃんが欲しいと言ったものは何でも買ってしまう悪い癖があるの でも杏子ちゃんが笑顔になってくれるなら、お財布の中身なんてちっとも厭う必要はないよ その後もしばらく杏子ちゃんはポテトやらたこ焼きやらと色々なものをその胃袋の中に収めた 「ふー食った食ったー」とお腹をぽんぽんと叩き、満腹になった様子の杏子ちゃん 信じられない事に杏子ちゃんのお腹は全然膨れているようには見えなかったの 杏子ちゃんは痩せているとはいえ、一気にこんだけの漁をたいらげたのだから少しはぽこっとお腹が出ていても良い筈なのに… 「腹もいっぱいになったしそろそろ帰ろうぜー」 わたしはもうちょっと杏子ちゃんの美技を見たいとせがむと、「これ以上泳いだら吐くぞ」と返されてしまった ここで内心『杏子ちゃんのものなら吐瀉物だって愛せるよ!』なんて思ったのはナイショだよ 帰りのバスの中。赤いジャージを来た杏子ちゃんはすやすやと気持ちよさそうに眠っている 髪を乾かし、リボンもちゃんとつけているのでいつものアホ毛ちゃんが復活している 因みに杏子ちゃんがジャージを着ているのは「動きやすいから」らしい ならば、体操着にブルマ、またはスパッツの方が動き易いよ、と教えてあげたら断られてしまった でもまぁ、そろそろ雨の多い季節になるから濡れてもいいジャージというのは案外いいものかもしれない 今度、杏子ちゃんとおそろいの濡れてもいい軽い服でも買ってみようかな、ユニクロで それにしても杏子ちゃん可愛い///可愛すぎて死にそう/// ちょっとだけならいいよね…? そして、わたしはそっと、杏子ちゃんの唇にキスをしたの コメント 【前】
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真崎杏子(まざきあんず):登場デュエリスト:アニメキャラクター ↓※メニュー→編集で開きコピーする ↓※文中のカードへのリンクも外部へ。お手数ですがよろしくお願いします。 特徴 出没地点 海馬コーポレーション。 出現条件 YO3非参加。 プレゼント ●アバターアイテム ●デッキレシピ 005勝:我に恵みあれ 010勝:天使たちの裁き 015勝:天空よりの使者 ●スペシャル称号 030勝:夢を追う者 200勝:杏子ファン 050敗:鈍感ボーイ 使用デッキ デッキ名 友好度☆大 デッキタイプ 我に恵みあれ 1 【-】 天使たちの裁き 2 【-】 天空よりの使者 3 【-】 会話 状態 台詞 対戦前 対戦後勝ち 対戦後負け 優位時 不利時 ダメージ小 ダメージ大 ダメージ死
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【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51】 【52】 【53】 【54】 【55】 【56】 【57】 【58】 【59】 【60】 【61-70】 【71-80】 【81-90】 【91-100】 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1313711714/ 169 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 00 13 50.86 ID bRkRruYH0 [1/3] 172 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 00 16 56.10 ID bRkRruYH0 [2/3] 302 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 00 12 43.18 ID uN/x3PgY0 [1/2] 307 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 00 17 28.77 ID uN/x3PgY0 [2/2] 378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 17 07 19.60 ID 463Dpm5DP [2/2] 445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00 00 03.40 ID +LDtESN20 459 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00 14 51.41 ID Xp+ibglw0 [1/2] 461 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00 18 18.49 ID Xp+ibglw0 [2/2] 625 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 00 11 05.25 ID /C2VES1t0 [1/4] 626 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 00 13 20.99 ID /C2VES1t0 [2/4] 650 名前:今日、8/23は「 処暑 」 - http //bit.ly/pgXCxB[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 01 31 25.19 ID zx1ehYGT0 671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 08 16 31.32 ID EYwi17Jy0 [2/6] 876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 22 26 30.21 ID rhkKw3wl0 [3/3] 990 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 00 15 11.62 ID jaKi9ALQ0 [1/3] 992 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 00 16 32.27 ID jaKi9ALQ0 [2/3] 169 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 00 13 50.86 ID bRkRruYH0 [1/3] いつもの散歩道 いつもと違う道を通って 知らないところへ行く 初めて通る道 自分の知らない町の、世界の一面に直面する 既知から未知へ 広がる世界 不安と希望の交じり合う世界の旋律 たとえどれほど大きな戦慄や不幸が待ち構えていようとも 僕は胸を張って進もう 僕は神も悪魔も残酷な運命でさえも畏れない 何故なら僕には杏子がいるのだから 可憐でいて高邁 そして僕を常に笑顔で導いてくれる だから、僕も出来る限りのことをしよう 杏子が望むならエデンにだって導こう 彼女がいれば畏れる事はない 故に、僕は彼女と手をつなぎ、彼女の名前を呼びながら進んでいく 避けようのない滅びも嘆きも悲しみも苦しみも全て二人で乗り越えていこう 大丈夫、畏れることは何もない 既に愛の契りは結ばれた故に僕らの進むべき道は自ずから生成されるだろう 祝福された永遠の幸福と愛のロードが コメント 172 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 00 16 56.10 ID bRkRruYH0 [2/3] 初めて見る町だ 商店街も民家も駅もお店も 時は既に黄昏時 大空は灼熱の球体に焼かれ美しく燃え上がっていた 紫色の雲は炎の海は悠々と泳いでいる 辺りからは美味しそうな匂いが漂ってくる そういえば、もう夕飯時だ 「なんか食ってこうぜ」 杏子が八重歯をチラリと見せて言った 彼女の空のよりも美しく可愛らしい髪は風に揺れる ごめんね、今は持ち合わせがないんだ 「ちぇー」 がっかりしたように肩を落とす杏子 僕は杏子の頭を撫でる 「なんだよ 撫でてくれたって腹はふくれねーぞ」 お腹が減っている時の杏子は少し機嫌が悪い いつものことだから気にすることはないが 「じゃー、とっとと帰ってメシにしようぜ」 うん、そうだね 少し歩いて見知った公園 人気は少ないほうだ 杏子のお腹がぐーっとなる 「あーハラ減っちまったよ」 お腹ペコペコな杏子もすごく可愛い 「なんかコンビニで買ってこうぜー?」 杏子はさっきの話を聞いていなかったのだろうか 僕は杏子に冗談を言ってみた そんなにおなか減ったんなら僕のことでも食べるかい? 杏子が立ち止まり真剣な顔つきになる 「いいのか?」 予想外の反応、杏子の表情にふさけた感じは微塵にも感じなかった 杏子が僕の腕を掴み茂みに連れていく 僕は諦め全てを享受することにした 杏子が僕の唇を貪る そう、貪っているのだ 舌で唇を弄び、口の中を舌で這う これは唇を交わすといった表現は似つかわしくないだろう 僕は完全に杏子に食べられているのだ でも、僕は満更でもなかった 黄昏時に協奏曲は激しく、情熱的に奏でられる そして、僕は楽器だった コメント 302 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 00 12 43.18 ID uN/x3PgY0 [1/2] お味噌汁を作って夕飯の準備をしていた8月下旬のある夕暮れ時 久しぶりにうちの電話が鳴った コンロの火を止め、受話器を取る 相手は杏子だった 以前渡した携帯からかけてきたようだ 彼女の前で言ったら怒られるかもしれないが彼女が正しく携帯電話を使えている事に感心した 『今、暇かい?』 夕飯の支度の最中だったが杏子がわざわざ電話をかけてくるとは何かあったのだろう 僕は杏子に暇だよ、と答えた 『そうか、じゃあ駅にまで迎えに来てくれないか?』 杏子の頼みに僕は肯定し受話器を置いた 窓から差し込む赤い夕日と外から聞こえる鴉の歌が妙に調和していた 駅に着くと僕が探す前に杏子が僕の方に走り寄って来た まるで飼い主を見つけた小型犬のようだ 「わざわざありがとな」 杏子はそう言うと僕の右腕をギュッと掴んだ やけに今日は甘えん坊な杏子だね 「そ、そんなことねーさ」 若干動揺しているような杏子だったがそんな彼女も可愛かった じゃあ、帰ろうか 「そうだな」 そして帰路につく 正直、杏子は僕にぴったりくっ付いて少し歩きにくかった でも、嫌な気分ではない むしろ、嬉しかった 彼女の温かさ、匂いを独り占めしてるような気分になれたから 杏子に一つ聞いてみた 何故、今日に限って僕にお迎えを頼んだのかを 「その、それは・・・」 急に顔を赤くして口をもごもご動かす 杏子らしくないな、お腹でも減ったのだろうか 丁度、左を見ると自動販売機があった 何か買っていく?と杏子に質問を投げかけながら販売機の方に寄ろうとする 「そっち行くなって!」 杏子に強く腕を引張られて止められてしまった いったいどうしたというのだろうか? コメント 307 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 00 17 28.77 ID uN/x3PgY0 [2/2] 杏子の話によると、今僕が寄ろうとした自動販売機は一部では【死の自動販売機】と呼ばれているらしい 彼女曰く、その販売機で商品を買うと三日以内に事故に遭って死ぬらしい さらに、真夜中になると其処で無言で佇んでいる血塗れの白装束の女がいるとか こういう類の話は季節感もあって好きなのだが、杏子からそういう話が聞けるとは思わなかった 「だから、そこでは飲みもん買っちゃだめだぞ!」 というわけで杏子に叱られてしまった 僕はそこで杏子に一つ質問をした その話は何処で聞いたのかを こういう話は出所が分かると更に楽しめるからね 「さやかが言ってた」 なるほど、友達との会話で怪談話が出てその中で【死の自動販売機】の話題が出たというわけか 名探偵ばりの推理をぶつけてみる 「すげーなお前、よく分かったなー」 杏子に感心された それで、杏子はお化けとかオカルトなものを信じるの? 「そんなこと言ったら魔女だってオカルトだろ?」 ふむ、一理あるね ちょっと杏子をからかってみたくなった 僕はその【死の自動販売機】に触れてみた 「おい馬鹿!何やってんだ!」 杏子に怒られて手を引き離されてしまった 「祟りにでも遭ったらどうすんだ!」 ごめんね、ちょっと興味がわいてきちゃって 「馬鹿!死んだらどうすんだよ!」 ここまで心配してくれると少し悪いことをしたなと思ってしまう 「死んじゃったらもう二度と戻ってこねーんだぞ・・・」 杏子は若干涙声だった ごめんね・・・ そう言って僕は杏子を抱きしめてあげた そして、家に着いた 杏子はまだ僕の腕を抱きしめている もう、家についたしそろそろ放しても・・・ 「バカ、お前は目を放すと何するかわかんねーし」 「それに、お前はあたしのもんだ。勝手なことはさせねーからな」 そして玄関で杏子は僕の顔に甘く蕩けた顔を近づける 流石に玄関でキスは・・・ 「うるさい」 夏の夕焼け空は紅蓮に包まれ、鴉が謳う 僕は杏子の神聖な焔と愛の協奏曲を奏でる コメント 378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 17 07 19.60 ID 463Dpm5DP [2/2] 杏子ゲロ あんこげろ ankogelo angelo angel 天使 コメント 445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00 00 03.40 ID +LDtESN20 はぁ・・・あんこちゃんと24時間テレビを見たい。 僕とあんこちゃんは家で24時間テレビを見るの。 あんこちゃんは24時間テレビ見るの初めてで目をキラキラさせながらテレビに食いついてるの。 「24時間ずっと見続ける!」って言って聞かないから僕は一緒に付き合ってみてあげるの。 夜中、つまらないバラエティのところでうつらうつらしちゃうんだけど頑張って耐えてるの。 僕はもう眠いから横になろうとするんだけどちょっと寝ぼけてるのか「ひとりにするなょぉ・・・」って 小さい声で言ってツンツンして起こそうとしてくるの。可愛い。 そしてついに20時。あとちょっとでマラソンもゴールなんだけどついにあんこちゃん力尽きちゃって寝ちゃうの。 僕の膝の上でスースー言ってて寝顔がとってもかわいいの/// 風邪ひいちゃうといけないから近くにあった毛布を掛けてあげるの。 あとちょっとでゴールするってときに気づいてあんこちゃんは起きるの。 「なんで起こしてくれなかったんだよ!」ってちょっと悔しそうに泣いてるの・・・。 僕は来年は一緒に最後まで見ようねってぎゅっとするの/// そして・・・ そのあとは僕とあんこちゃんでベットの上で24時間マラソンをするの/// コメント 459 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00 14 51.41 ID Xp+ibglw0 [1/2] ここに来るのは今月最後だろう 杏子の教会 今日は涼しいので掃除しやすいだろう 曇天で気持ちのよい天気とは言えないけれど 寧ろ、雨が降ってきそうだ まぁ、折りたたみ傘を持ってきたからいいかな 「今日は涼しくていいな」 杏子が僕の手を握りながら言った 気温がいつもより低かった所為か杏子の柔らかく小さな手は温かく感じる さぁ、掃除しようかと杏子に促す 「そうだな。さっさと終わらせてなんか食いにいこーぜ」 杏子は暢気な声で返す その声に僕はとても癒される 温かくて、優しいその声に 予想通り、涼しかったので掃除は意外と早くはかどった 杏子が家族の写真の入った額を丁寧に拭いている 彼女の顔は昔を懐かしんでいるようだった 寂しさと温かさが混じったというような表情 言葉にするのは難しい表情だ 僕はここに来る度いつも思っていることを杏子にぶつけてみた その写真、持って帰らなくていいのかと 大切な思い出は自分の傍において置きたいものだろうから 「気遣ってくれてありがとな。でもいいんだ。あたしの家族の居場所はここだから」 静かに杏子はそう言って写真をもとの場所に置く 彼女の言葉はとても優しい感じだった その言葉にはどれほどの深み、重みがあるのだろう 最愛の家族を喪失した悲しみ 最愛の家族と共有した在りし日の幸福 その言葉にそれらが全て凝縮されているのだろうと僕は思った 果たして、僕が杏子なら耐えられるだろうか 相反する感情が混沌となり、心の中でずっと渦巻いているであろうその状態に 「おっと、もう辛気臭い話はそれくらいにしようぜ?」 彼女の優しい声によって僕のネガティヴな思考は中断された 「どっかいってパッとなんか食ってこーぜ!」 そう言って杏子は僕の腕を引いて教会の出口に向かう きっと、それは僕を気遣ってくれた上での行為だろう 僕は杏子の優しさと強さにただただ、感心するしかなかった コメント 461 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00 18 18.49 ID Xp+ibglw0 [2/2] 教会を出て約10分 僕と杏子は手をつないで街中を歩いている どこかレストランでもないか探している最中だ 「なんだあれ?」 杏子がある方向を指さした そこには人だかりが出来ている 「ちょっと言ってみよーぜ」 杏子に腕をひかれるまま僕は歩く 人だかりの中心で、中年の男二人が殴り合っていた それをとめようとする数人の若者 「みっともねー、喧嘩かよ」 杏子は興ざめしたようにつぶやいた どうやら酔っ払い同士の喧嘩らしい 実にくだらない争い 「やっぱ、あたし酒は嫌いだよ。正常な人間を一瞬にして狂わせちまう」 杏子が小さな声でボソっと言った 彼女の脳裏に浮かんでいるのは恐らく、酒に溺れて狂ってしまったという父親だろう だから、杏子はきっとお酒に対していいイメージは持っていないだろう・・・ こんなところ杏子には似合わないな 僕は杏子の手を引いて人だかりから離れた ごめんね、あんな醜いもの見せちゃって 「謝るのはこっちの方だよ。あたしがお前の手を引いたんだからさ」 杏子は若干、俯きながら言った 僕は杏子の頭を撫で、彼女から憂いを取り除こうとする 「お前は、将来酒飲むつもりなのか?」 杏子が心配そうに訪ねる 酒やタバコやるとお金が溜まらないらしいから僕は遠慮しておくよ 「そっか、安心したよ」 でも、お酒が全て悪いってわけでもないよ 「わかってる。でも親父は酒の所為で・・・」 杏子の声が段々、涙声になってくるのがわかる それに悔しそうに、拳を握り締めフルフルしている 僕はそんな杏子をひょいと抱きかかえる 「うわっ!いきなり何すんだよ」 辛気臭い話はもう止めるんじゃなかった? 「・・・そうだったな、ごめん」 僕はこんな悲しそうな顔の杏子を見たくない だから、僕は杏子に優しくキスをする 「うわっ!なんだよ」 杏子は顔を赤らめる 気持ちは晴れたかい? 哀しそうな顔なんて、杏子には似合わないよ 僕はできるだけ優しく、包みこむように杏子を抱きしめる 「ありがとな」 杏子はそう言って目を瞑った 涙の交響曲は確かに美しいように聞こえる でも、喜びの協奏曲の方が遥かに美しい旋律であることは言うまでもない コメント 625 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 00 11 05.25 ID /C2VES1t0 [1/4] 久しぶりに杏子が緑のパーカーを着ていた 昨日今日は涼しかったからだろう 小さな杏子にとっては少し肌寒かったのかもしれない 明日はまた、暑くなるというから杏子か体調を崩さねばいいのだけれど そんな事を考えながら僕はパーカー姿の杏子を見つめる ホットパンツに緑のパーカー 初めて彼女と逢った時と同じ服装だ 目を瞑れば鮮明に浮かぶ杏子との出逢い けっこう前のことなのについ昨日のことのように感じる 実際はそれ以上の月日が流れているというのに そんな風に過去の事を懐かしんでいると杏子に話しかけられた 「なに見てるのさ?」 その姿、久しぶりだなって 「あぁ、これか。今日はちょっと寒いからな」 そっか、やっぱその服装が一番似合ってるよ杏子 「茶化すなよ」 少しだけ顔を赤らめて言った 僕は茶化したつもりなんてないのだけれど 「う~ん、暇だなぁ」 僕の隣に座った杏子が綺麗で長い脚を伸ばす ホットパンツという露出の多い服装なので太ももまで見えてしまう ジロジロ見ないように心掛けても、どうしてもチラチラと目に入ってしまう それにしてもなんて精錬された太ももなのだろう 筋肉も贅肉もなく、ただただ美しい 杏子はよく動くからもっと筋肉がついていてもよさそうなのだが 恐らく杏子はそういう体質なのだろうと勝手に合点する 彼女はびっくりするほどによく食べるが、少しも丸くなった感じがしない 太りも痩せもしない体質なのだろうか それにしても、やっぱり杏子の太ももは最高だ 触りたい、頬擦りしたいしたいほどだ 「おい・・・お前・・・」 杏子の呆れたような声で僕は我に返った 「なにひとの太ももジロジロ見てんだよ」 み、見てないよ、と我ながら苦し紛れの言い訳をする 「ふーん・・・正直に言ったらちょっとくらい触らせてやってもいいかなって思ったんだけどなー」 あんまり綺麗だから見蕩れてたんだよ 「やっぱ見てたんだな」 恥ずかしくて、僕には返す言葉がなかった コメント 626 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 00 13 20.99 ID /C2VES1t0 [2/4] 美しくて柔らかくてすべすべしていて、 杏子の太ももは気持ちよかった 彼女のそれは触れただけで魂が浄化されるかのように清らかで美しかった 「んっ・・・もっと優しくしろよぉ・・・」 杏子は真っ赤になりながら蕩けたような甘い声で抗議する ごめんね、でもこんなに素晴らしい太ももを見せてくる杏子が悪いんだよ? 「そんなっ・・・んっ・・・こと言ったって・・・」 彼女はパーカーの端を掴みながら必死に耐えるように震えていた 杏子の可愛らしい反応を見ると更に理性が抑えられなくなってしまう そして、とうとう僕は杏子の麗しの太ももに頬擦りをする あぁ、なんて幸せな気持ちなんだろう 頭の中にエデンが到来する そして天使が楽器を奏で僕を祝福する 「もう・・・んっ・・・やめろよぉ・・・」 杏子は恥ずかしさのあまりパーカーのフードを被って顔を隠してしまった よほど恥ずかしかったのだろう 僕はそれを知りながら杏子に訪ねた なんで杏子は顔を隠すの?、と 「んっ・・・お前のっ・・・せいだよ・・・」 完全に蕩けた甘い声の杏子 僕は彼女の太ももと戯れるのをやめ、杏子のフードを外した 真っ赤になって瞳にはうるうると涙を浮べた様子の杏子 正直、やりすぎてしまった感も否めなかった ごめんね、ちょっと調子に乗りすぎ━━ 謝ろうとした瞬間、思いっきり押し倒され。 杏子に僕の手を押さえつけられ。 そして唇を貪られた 今まで見たことのないほどの蕩けた顔に蕩けた声 僕は抵抗しようとするけれども、彼女の腕は僕の束縛をやめない 「あんだけのことしてくれたんだ、お前も覚悟はできてるよな?」 僕の答える前に杏子は舌で僕の唇を、中を弄び貪り尽くす んっ・・・あっ・・・ 自分でも声になっていないのがわかる 「可愛い声でなくじゃねーか」 彼女の口から糸が引いている 「今日一日はあたしの好きにさせてもらうからな」 至福の時の代償 それは今までにないほどに僕が杏子に奏でられることだった 協奏曲なんてものじゃない、それは狂詩曲だった コメント 650 名前:今日、8/23は「 処暑 」 - http //bit.ly/pgXCxB[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 01 31 25.19 ID zx1ehYGT0 はぁ・・・あんこちゃんと一緒に夏の終わりを過ごしたい。 僕とあんこちゃんは家の中でごろごろするの。 今年は節電する!って聞かないからあんこちゃんがなかなかクーラつけさせてくれないの。とってもいい子。 あんこちゃんは「あちーちょーあちー」って言いながら扇風機の前で「あ゛ーあ゛ー」ってやってるの。 僕も負けじと大きな声で「あ゛ーあ゛ー」ってやってたらもっと大きな声で「あ゛ーあ゛ー」ってやってくるの///かわいい。 そういえば今日は「処暑」っていう日なんだよ、ってあんこちゃんに教えてあげたら 真っ赤な顔して、「ひ、昼間っからなんて事言ってんだよ!この馬鹿!」って言うの/// 僕は、ははあんと思って「『ところ』に『あつい』って書いて『しょしょ』って読むんだよ。」って教えてあげたの。 そしたらちょっと恥ずかしそうに「へ、へえー」ってあんこちゃんはごまかそうとするの。 僕は困らせてあげたくなって、「何と間違えたの?」って言ってみたの。 そしたらあんこちゃんはますます顔を赤くして扇風機の前で「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」ってやってるの///// その後はちょっと怒っちゃってずっとそっぽ向いたままなの・・・。 だけど晩ご飯に僕がそうめんつくってあげたら機嫌直してくれたの。 そして・・・ そのあとはあんこちゃんの『しょしょ』を貰って、「あ゛ーあ゛ー」言わせるの////// コメント 671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 08 16 31.32 ID EYwi17Jy0 [2/6] やめろよぉ… こんな朝早くからそんな恥ずかしいこと… 杏子ちゃんは朝からえっちな娘だね 「お前のこと大好きだから仕方ねーだろ///」 僕だって、負けないほどに杏子ちゃんのこと大好きだよ! 「じゃあ、試してみるかい?」 やだぁ…舌入れないでよぉ… 「だらしない顔になってるぞ?」 そんなっ…朝から…激しっ…… 「朝一番のお前の口は甘くてうまいな」 あぁんっ…! 「もうノびちまうなんて、だらしねーな」 ごめんね、杏子ちゃんっ… 「でも、そんなお前が大好きだよ」 僕も杏子ちゃんが大好きっ! 「じゃあ、もう一回愛しあうかい?」 うんっ!杏子ちゃん愛してるよ コメント 876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 22 26 30.21 ID rhkKw3wl0 [3/3] ………ジリリリリ! うるさいくらいの目覚まし音に私は叩き起こされた。 私は目覚まし時計が嫌いだ。 けど今はすごく気分が良い。 いや、ワクワクしてるというのが正しい気持ちか。 自分でもよく分からない、こんな気持ち久しぶりだな…いつ以来だろうか。 …さて、今日は待ちに待った転校初日だ。 さやかのヤツ、驚くかな。 「………佐倉さーん自己紹介お願いします」 いざ、こうなるとやっぱし緊張するな…。 佐倉杏子だ。 好きなことは食べることだ、よろしくな! 歓声と拍手が向けられる。 えーっと、さやかはどこかな… …おっ、いたいた。 すげー驚いた表情してやがるぜ。 マミのヤツに見せたやりたいくらいだ。 「えーっと、佐倉さんの席は…」 先生、美樹さやかの隣の席が良いんだけど大丈夫かい? 「あら、美樹さんと知り合いなの? じゃあ美樹さんの隣の席どうぞ」 おっしゃ、助かるぜ、先生。 席に着くと同時に横から声が飛んでくる。 「…なんであんたがここにいんのよ」 なんだって良いだろ 「ま、まあ良いわ…そ、その…よろしくね」 さやかのヤツからそんなこと言ってくるなんてビックリだな… ああ、これからよろしくな! 今宵、寝室の窓から月を見上げて私は思う これからも幸せな時間が続きますように…ってな。 コメント 990 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 00 15 11.62 ID jaKi9ALQ0 [1/3] 今朝、杏子は酷く魘されていた まるで夢魔に苦しめられているよう 汗びっしょりでうーんうーん、と苦しそうに喘いでいた 僕は彼女に体温計を渡して体温を計らせる 38℃、酷い高熱だった 杏子をすぐに病院に連れていかなくては 「大丈夫・・・だから・・・っ・・・」 どう見ても大丈夫な様子じゃない 僕は彼女の発言に構わず杏子を布団から起こす 杏子に水を飲ませ、彼女のパジャマの中に手を突っ込濡れタオルで身体の汗を拭く そして僕はすぐに支度をし、パジャマ姿の杏子を抱きかかえ病院に向かった 10分間ほど全速力で病院に向かい走った 会社員や主婦など、道行く人たちは僕らを奇怪な目で見ていたがそんなことに構わず僕は走る 確かにパジャマ姿の可愛らしい少女をお姫様抱っこして全速力で息を切らして走ってたら奇妙だろう 現在自宅、病院から帰ってきたところだ 病院の診断は夏風邪だった 処方された薬を飲ませ、安静にしておけば大丈夫とのことだ 僕は布団で寝ている(というより寝かせた)杏子の顔を見る 汗は若干ひいて、少し楽になったようだが涙目になっている まだ苦しい?と杏子の体調を気遣う 「注射されたところ・・・いてーんだけど」 注射を打たれた肩をすりすりとさすっている 魔女という恐ろしい怪物と戦っている魔法少女の杏子が注射で涙目になるとは意外だ でも、そこが可愛かったりするのだが 「のどかわいたー」 僕は杏子の要求に答え、水の入ったコップを手渡す 「ストレートティーの方がいいんだけど」 病人なんだからそんな贅沢なこと言わないのっ! 「へいへい、わかりましたよー」 無駄口叩く元気はあるようだ 僕はしばらく杏子とお喋りしていた すぐに寝かせた方がいいのだろうが、杏子はまだ一緒に話していたいと言ってきかない 疲れたら自然と眠ってしまうだろうと思い、無理に寝かせるようなことはしなかった お喋りをしていると杏子が赤くなって僕に言った 「一つお願いしてもいいか?」 出来る限りのことはするよ 「汗びっしょりで気持ち悪いから拭いてくれないか?」 僕の心拍数が10倍くらい上がった気がした コメント 992 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 00 16 32.27 ID jaKi9ALQ0 [2/3] 杏子は後ろを向きパジャマのボタンを一つずつ外していく 僕は目を疑った 杏子は下着をつけていなかったのだ! その、下着は?と僕は問う 「そんなの必要ねーだろ・・・」 杏子は小さな声で呟くように言った 「だからってあんまりジロジロ見んなよ!」 僕はできるだけ意識しないように杏子の背中を濡れタオルで拭く 「ひゃっ!」 杏子の素っ頓狂な可愛い声が僕の心拍数を更に高める 彼女の身体は汗でベタベタしていた これでは暑くて当然だろう でも不思議と汚い感じはしなかった 寧ろ杏子の肌の汗が輝いて艶かしい そして、甘くて酸っぱいいい匂いがする 「なぁ、ちょっと目瞑っててくんない?」 えっ、と聞き返そうとする僕を杏子は止める 「目、つぶったか?」 うんと合図をする 僕の頬に熱くて柔らかい感触 それは段々と僕の唇の方に忍び寄って、とうとう僕の唇を這い回る 熱い風、吐息が僕の口の中に流れる そして、僕の口の中に熱い何かが注ぎ込まれる 「んっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」 杏子の蕩けた声 僕も言葉にならないほどの何かを感じる んっ・・・はぁ・・・ 「んっ・・・もう・・・目開けていいぞ・・・?」 僕が目を開く 杏子はもうパジャマを来ていた 「へへへー残念でしたー」 杏子は小悪魔の様に悪戯な笑顔でもう一度僕の唇を貪ってきた 蒸れるような夏の暑い部屋 でも、僕達は互いの名前を呼び交わし、炎よりも熱い協奏曲を奏でた コメント
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【01-10】 【11-20】 【21-30】 【31-40】 【41-50】 【51-60】 【61-70】 【71】 【72】 【73】 【74】 【75】 【76】 【77】 【78】 【79】 【80】 【81-90】 【91-100】 http //ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1322421393/ 73 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/29(火) 00 21 37.89 ID SYyyVT/Q0 [1/4] 267 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/30(水) 00 37 39.86 ID bDeqXxUJ0 [1/4] 378 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 00 35 43.72 ID hV0TPYxB0 [1/4] 478 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/02(金) 00 28 08.78 ID UGYhKRPY0 [1/4] 529 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/03(土) 00 18 17.47 ID 5eo/5Bk+0 [1/4] 659 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 00 26 37.36 ID Y9ufpgpA0 [1/4] 42 名前:† yuzuru死んだの?[sage] 投稿日:2011/12/05(月) 00 18 21 ID eNOqlgTQ0 [1/2] 870 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/06(火) 00 18 11.31 ID +cGiQuSW0 [1/7] 975 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/07(水) 00 10 47.42 ID LR/QQ7D90 [1/2] 73 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/29(火) 00 21 37.89 ID SYyyVT/Q0 [1/4] 今日は11月29日、いい肉の日らしい ただの語呂合わせだが、それで肉が安く食えるというならこれほど幸せなことはないだろう スーパーでも国産牛の値段が3割引、レストランでもステーキが特別な値段で手に入る 何故か豚肉や鶏肉は例外らしいが、それでも牛肉が安く手に入ることは魅力的だ そんなわけであたしは恋人とレストランに来ていた よく一緒に来るファミレスではなく、どうやらここは肉専門のレストランらしい メニューをぱらっとめくってみるとそこには美味しそうなハンバーグやステーキの写真が載っている http //iup.2ch-library.com/i/i0489906-1322493245.jpg 一口サイズの『サイコロステーキ』から、特大サイズの『ワルプルギスの肉』など種類は豊富だ ハンバーグのコーナーにも目をやると『チーズハンバーグ』や『ガーリックハンバーグ』などがある デザートのコーナーも豊富で『ストロベリーパフェ』や『チョコバナナパフェ』など沢山 こう美味しそうなモンが多いとどれを頼むべきか迷ってしまう あたしが迷っていると、あいつは「ゆっくり選んでいいよ」と言ってくれた あんたは何頼むんだ?、と訊いてみると恋人は一番小さなサイズのハンバーグを指差した あぁ、そういやあんたは小食だったな。でも、もうちょっとデカいの頼んでもいいんじゃねーか? 「じゃあ、足りなくなったら杏子ちゃんのをちょっともらおうかな?」 なら、あたしはデカい肉を頼んだ方がいいな! あたしは『ワルプルギスの肉』を頼む事にした 夜風の冷たい冬の帰り道 あたし達はたらふく美味しい肉を食べて満腹だった 『ワルプルギスの肉』もあたしにかかれば大したことはないね あたしは満腹になった腹を撫でながら月を仰ぐ あぁ、今日もお月様は丸いね すると、いきなりあいつがあたしの服の下に手を入れて腹をきてぷにぷにした いきなりの事と冷たい手で触られたことで、あたしは素っ頓狂な声をあげてしまった 「杏子ちゃんのお腹も満腹になるんだね」 満腹で少々、腹が張っていたのであたしは恥かしかった 好きなやつにそんなことされたら誰だって恥かしくなるだろう 「でも、杏子ちゃんはズルイよ!こんな満腹になるほど食べても全然体型変わらないんだもん!」 あたしは生まれつきどんなに食っても太らない体質なんだよ 「やっぱズルイよ杏子ちゃん!そんなズルイ杏子ちゃんにはこうしてやる~!」 ひゃん/// あたしの腹を揉むなぁ・・・/// 「じゃあ、こっちの方がいいのかな?」 あんっ・・・///変なとこ揉むなぁっ・・・/// 「杏子ちゃんはもうちょっとお肉がついててもいいと思うよ!」 だからって・・・///こういうことは・・・/// 「やっぱ、杏子ちゃんは予想通りに反応してくれるね」 「可愛すぎて食べちゃいたいくらいだよ!」 あたしは食べられてしまった/// コメント 267 名前:†[sage] 投稿日:2011/11/30(水) 00 37 39.86 ID bDeqXxUJ0 [1/4] 11月30日、終焉の月がついにやって来る あと一日で最後の月がやって来る わたしにとって今年ほど劇的な年はなかっただろう 今年ほど、大自然の脅威に恐れ慄き、身を震わせ神に祈りを捧げた年はなかった 今年ほど、恋慕に焦がれ、恋人を求め、そして心狂わされた年はなかった わたしの運命の恋人、杏子ちゃん 貴女の八重歯は可愛らしい 貴女の声は癒しを与え 貴女の瞳はわたしを蕩かす 貴女の心は澄み美しく 貴女の性は聖女のようで 貴女の誇りは高邁の極致に至る わたしは貴女を語り尽くすことができない それは絶望が永遠を食い尽くすことができないのと同じように、 それは滅びの劫火が蝿を焼き殺すことがないのと同じように、 残酷なほどに虚しくて辛い わたしはこんなに杏子ちゃんの愛に満たされているというのに、 わたしはその常住する至福の愛を語ることができない 杏子ちゃんの愛は遠影碧空、鵬程万里の如く 然れど、其れは深淵や奈落にも劣らない 人間は有限と無限の綜合である 杏子ちゃんの与えて呉れる愛は永遠でも、わたしはその全てを享けられるわけではない 逆にわたしが与えたいと想う愛も、その全てを杏子ちゃんが受け取ってくれるわけはない それでも、わたしは絶望することはない だって、わたしの与える無限が杏子ちゃんにとって有限でしかないとしても 杏子ちゃんが与えて呉れようとしている無限は無限であるということは自明だから だから、わたしは有限のなかで杏子ちゃんに無限を与え続ける それがたとえ、杏子ちゃんにとっては有限であるとしても 今年もあと1ヶ月しかない その有限の中でわたしは杏子ちゃんを無限に愛する 杏子ちゃんと出逢った記念すべき年を無限の愛で埋め尽くす 有限の中の無限は決して有限ではない 愛は何時如何なる時も永遠だ わたしはそう信じて、今日も杏子ちゃんと愛を語る コメント 378 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 00 35 43.72 ID hV0TPYxB0 [1/4] ついに終焉の月がやって来た 冷たい冬の夜風にざわめく木々たちが告げる さぁ、終幕の開幕だ 疾風怒濤の戯曲もこれで幕引き Plaudite, acta est fabula. 杏子ちゃんと手を繋ぎ、今年の最後を盛大に謳おう Carpe diem. 恋ゆえに悩み、苦しんだこともあった Litore quot conchae, tot sunt in amore dolores. だが、一先ず今年の苦しみはこれで終いだ Dabit deus his quoque finem. さぁ、恋人よ 共にこの最後の年を楽しもうではないか 今日も杏子ちゃんは闘っている 現実とは思えないような酷く歪み、障気に満たされた空間で、 魔女という異形の怪物相手に、杏子ちゃんは槍を振るい突き進んでいく 突いて、刺して、薙ぎ払って、総ての災禍を悉く一掃する わたし達人間を迷わせ、狂わせ、破滅させる悪を葬り去る 魔女の手下、使い魔の軍勢を一騎当千の如く殲滅させる 荒野を走る死神の列 黒く歪んで真っ赤に揺れる それは屍山血河の戦場に佇む戦う聖少女の姿だった 戦闘を終えた彼女の表情は凛としている わたしは杏子ちゃんの頬に飛び散った魔女の返り血をハンカチで拭う 杏子ちゃんはわたしに礼を言うと同時に、不思議そうな顔をしてわたしに問った 魔女との戦闘を見ていて怖くはないのか、と 全く怖くはないと言うと嘘になるが、それ以上に杏子ちゃんの戦闘に見蕩れていた 彼女の美しく洗練された身のこなしと槍捌きは素人のわたしから見ても感動に値するものだった まるで、それは映画を見ているような、美術作品を見ているような心地にさせてくれる それにしても、今年もあと少しで終わりだというのに今日も魔女狩りとは大変なものだ それをこなす杏子ちゃんには尊敬の念すら抱いてしまう それを杏子ちゃんに言うと、彼女は照れたように言った 杏子ちゃん曰く、わたしに恰好好いところを見せたいとのことだった その言葉を聞いてわたしは時の流れを感じずにはいられない 何故なら、わたしはその言葉をずっと前にも言ったからだ その時は杏子ちゃんと知り合って直ぐのことだった 彼女は当時は、これが自分の仕事だから仕方がないことだ、と言っていた わたしは嬉しかった まだ1年未満の付き合いだが、それでも杏子ちゃんがわたしを想ってくれるようになったと感じたからだ でも、わたしはもっと杏子ちゃんに自分のことを想ってもらいたいと想っている だから、わたしも杏子ちゃんのことをもっと想いたい Si vis amari, ama. 終幕の開幕の刻、わたしはいつもと変わらず杏子ちゃんを愛し続けた コメント 478 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/02(金) 00 28 08.78 ID UGYhKRPY0 [1/4] 最近は寒いね杏子ちゃん もう12月だから仕方ないけど、やっぱ寒いのは苦手だよ だからこうやって同じお布団を使っているんだけどね って言っても杏子ちゃんは聞いてないだろうね わたしにぴったりくっついて、こんなにかわいい寝息をたてているんだから ベッドのすぐ隣にある窓を見てみると結露でお外の景色がよく見えない でも、窓は灰色だったので、まだお日様は昇ってきていないみたい それか、今日はこのまま曇りなのかな 結露した窓をぼんやり眺めていると面白いことを思いついた わたしは手を伸ばして、結露した窓に指で文字を書いた 窓をヒンヤリと冷たく冬の朝を改めて実感させられた 『杏子ちゃん大好き』と布団から出ないですむ範囲に書いたんだ こんなくだらないことだけど、なんか幸せな気持ちになってしまう これを見たら杏子ちゃんはどんな顔をするだろう? そんなことを思いながらわたしは二度寝するの 再び目を覚ましたのは、さっきから1時間くらいたった後だった 瞳を開くと杏子ちゃんと目が合った お互いの吐息が触れるくらいの顔の距離で 「おはよう。今日も寒いな」 杏子ちゃんはそう言って、お布団の中でわたしの身体を抱きしめるの そうだね、と返事してわたしも杏子ちゃんにぴったりくっつく 大好きな人に抱きしめられるのは最高の身体を温める方法だね わたしは杏子ちゃんに身を委ねていると、杏子ちゃんは足をわたしに絡めてきた まるで、わたしが杏子ちゃんの抱き枕になったみたい ううん、それはなかったね だって、抱き枕にキスなんてしないでしょ? 杏子ちゃんはわたしの唇に唇をスリスリさせる 柔らかくて、温かい杏子ちゃんの唇は禁断の果実のように甘くて美味だった 粘膜と粘膜が朝には似つかわしくないほど恥ずかしい曲を奏でる でも、その音は非常に心安らぐものでペールギュントの『朝』より素晴らしい曲なの 朝の演奏を終えた杏子ちゃんはわたしの頭を優しくなでなでしてくれた 「そろそろ起きようぜ?あたし、珈琲淹れてるからさ、さっさと起きなよ」 そう言って杏子ちゃんはベッドからひょいと降りて足早に部屋を出て行った わたしもそろそろ起きようと思って状態を起こすと結露した窓が目に入ってきた そこに書かれたわたしの文字は綺麗に消されていて、そこからだけはお外の景色がはっきりと見える その上の方に可愛らしい丸みを帯びた字でこう書いてあった 『あたしもあんたが大好きだよ』って 冬はつとめて、っていうのも案外間違っていないのかもしれないなって思ってしまう私なのでした コメント 529 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/03(土) 00 18 17.47 ID 5eo/5Bk+0 [1/4] 今日は12月3日、ワン、ツー、スリーな日 どうやらこれが由来して「奇術の日」と呼ばれているらしい そう、掛け声の「ワン、ツー、スリー」から来てるみたい でも、残念ながらわたしは奇術を心得ていない 簡単なトランプのマジックの一つや二つできるといいんだろうけど・・・ 今度、杏子ちゃんをびっくりさせる為に簡単なマジックでも学んでみようかな? ポッキーとかトッポを増やしてあげたら杏子ちゃん、きっと喜ぶよね 「へー、今日が奇術の日ねぇ」 杏子ちゃんは磯辺餅を食べながら言った 「奇術って手品のことだよな?」 うん、そうだよ ものを増やしたり、人体切断したり、いろいろな種類があるよね 「そういえば、最近テレビでハンドパワーのおっさん見ねーな。あの人の胡散臭さけっこう面白かったのにな」 杏子ちゃんマジック好きなの? 「うーん…好きってわけじゃねーけど、よくモモに手品見せてやったよ」 意外だなー 杏子ちゃんってマジック出来たんだ! 「一時期マジックが流行ったじゃん?その時にちょいと手品の本を立ち読みして覚えたんだ」 立ち読みで覚えちゃうなんて杏子ちゃんはすっごいね! 「へへっ、あれやると親父も母さんもモモも喜んでくれたんだ みんなの笑顔を見ると、あたしももっとすごいの見せてやるぞ!って気になったんだよ」 やっぱ杏子ちゃんは優しいね 杏子ちゃんは自分の身体を増やすマジックとか出来たの? 「おいおい、そりゃマジックの領域超えてるよ、あんた」 杏子ちゃんに笑われてしまった… わたしって、ほんと無知…/// 「まぁ、でも、自分の身体を増やしたように見せる魔法なら使えたよ」 すごい!杏子ちゃんハーレムが作れちゃうよ! 「変な言い方すんなよ/// それに、もう使えないしさ・・・」 ごめんね、嫌なこと思い出させちゃったかな・・・? 「そんなことねーさ。それに、あたしは今、新しい奇術・・・いや、魔法が使えるようになったしな」 杏子ちゃんは勉強家なんだね・・・ 「あんたのお陰だよ・・・///」 え? 「魅せてやるよ あたしの愛の魔法ってやつをさ///」 杏子ちゃんはそう言うと、わたしに顔を近づけて、甘い口づけをした それは甘くて、優しくて、温かくて・・・ わたしの全て虜にする愛の魔法だった やっぱり、杏子ちゃんの魔法は人を幸せにする魔法だよ コメント 659 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/04(日) 00 26 37.36 ID Y9ufpgpA0 [1/4] 寒い冬は防寒対策が必須だ 無論、上着を着る事が必要なのは言うまでもないが、 注意しなくてはならない事は四肢末端、それに首を温めておくということらしい つまり、外出時には手袋やマフラーが必要ということだ そんなわけで、わたしは杏子ちゃんにマフラーと手袋を編んであげようと思ったのだった 編み物なんて久しぶりなのでけっこう時間がかかってしまったが、徹夜してなんとか3日ちょっとでできあがった ついでにミトンの帽子も編んであげた 杏子ちゃんが喜んでくれると嬉しいなって そんなこんなで、わたしは杏子ちゃんにそれらの編み物をプレゼントした 杏子ちゃんは尻尾を振って喜んでくれた 彼女ははしゃいだ様子で手袋をはめて、帽子をかぶってくれた 「似合ってるか・・・?///」 うん、とっても似合ってるよ! わたしも頑張って編んだ甲斐があったってものだよ! よかったら、このマフラーを巻いてみてよ! 「あたしはあんたに巻いてほしいな・・・///」 杏子ちゃんは期待したような顔でわたしを上目遣いで見つめてきたの うん、わかったよ・・・ ちゃんと巻いてあげるからお顔、近づけてくれないかな? 「わかったよ///」 杏子ちゃんが顔を近づけるとたまたまお互いの唇が触れ合ってしまった 「///」 当たっちゃったね/// わたし達は公園にお散歩に来ていた 杏子ちゃんが、この温かい恰好でお散歩したいって言ってくれたのだ 「すげー!これなら冬の寒さもへっちゃらだよ」 喜んでくれて嬉しいよ 「今度雪振ったらかまくらとか雪達磨つくろーぜ!もう雪も怖くないよ」 えへへ、それは嬉しいなぁ でも、ここらへんはなかなか雪降らないと思うなぁ・・・ 「ん~・・・じゃあさ、雪の降るところに旅行にでも行こうよ」 北海道とか八ヶ岳とか? 「うん、それいいな!」 じゃあ、年末年始あたりにちょっと豪華に寝台特急にでも乗って、ちょっとした旅行でもしてみようか? 「約束だぞ!」 杏子ちゃんはそう言うと、わたしのほっぺにキスをしてくれた 交わした約束忘れないよ 目を閉じ確かめる コメント 42 名前:† yuzuru死んだの?[sage] 投稿日:2011/12/05(月) 00 18 21 ID eNOqlgTQ0 [1/2] わたしは不思議な夢を見たの 夢の中でわたしは杏子ちゃんになっていた たまたま、カーブミラーに映った姿 髪型はポニテで特徴的な可愛い八重歯、それはまさしく杏子ちゃんだった いつもの杏子ちゃんのように、わたしはお菓子を食べながらお散歩していた お日様がぽかぽかしていて、心地良い風が吹く中での逍遙遊 目的地などはなくて、気の向くままに風に吹かれて街の中をぶらぶらと歩いた 鯛焼きやラーメンなどの美味しい匂いがする 自動車の走る音や踏切の音、鴉の鳴き声や人々の話し声が聞こえる そして、南の方から何やら負の障気を感じる それは、わたしが倒すべきものだった わたしは槍を携え、いつもの杏子ちゃんのように雑踏を駆っていった 目を覚ましたわたしはわたしだった わたしは杏子ちゃんではなくわたしに戻っていた だから、あれが現実ではなく夢であるということが判ったのだ しかし、果たして、今ここにいるわたしはわたしなのだろうか ひょっとしたら、今のわたしは杏子ちゃんなのかもしれない 杏子ちゃんが夢の中でわたしになっているのかもしれない どっちにしろ、今のわたしにそれを判断する術はない でも、もしそうだとしたらこれほど嬉しいことはない わたしと杏子ちゃんが一体になっているということなのだから 今、こんなことを考えているわたしも実は杏子ちゃんなのかもしれない 否、むしろわたしが考えていることが杏子ちゃんが考えていることなのかもしれない と、私が考えていること自体が杏子ちゃんの意識内の運動なのかもしれない わたしは杏子ちゃんなのかもしれないし、杏子ちゃんの意識内の運動なのかもしれない 懐疑すれば懐疑するほど謎の深淵に堕ちていく しかし、同時にその深淵は真っ白な愛の巣窟にも思えたのだ うん、わたしはあたしなのかもしれない 鯖が落ちてたため避難所に投下されたもの (2012-02-26 19 20 56) コメント 870 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/06(火) 00 18 11.31 ID +cGiQuSW0 [1/7] 杏子すれの鯖、移転せしと聞きはべりにし故に 我、惑ひて誤りて忍法帖なるもの破却せり 己があやまち、かぎりなくはかなき故に、落涙す されど、杏子ちゃん、我が心を慰め給ふ そして、杏子ちゃん、我が身体をあんあんし給ひけり 冬の夜は 冷ゆから我と 共に寝む かの月見つつ 突き身なりけり コメント 975 名前:†[sage] 投稿日:2011/12/07(水) 00 10 47.42 ID LR/QQ7D90 [1/2] 冷ゆ冬に 君との恋路を 比喩してみよう それはかまくら 雪夜のかまくら 外は吹雪いて 内には火灯す ひもねす共に 中にて語ろう いかに形は 寒々しくも 心の動きは 儚き灯火 我が杏子ちゃんと 春風を待とう 佐倉に桜 咲く日を待とう 春風よ来い その身に恋を 乗せて来い来い 積もり積もった 話をしよう 外にはひたすら 雪ただ積もる かまくら融ける その来る春に 我らが恋も 溶けて混ざろう 春を夢見て 我ら諸共 遠い身思いて 冬眠しよう コメント
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真崎杏子 【名前】真崎杏子(読み:まざきあんず) 【出典】遊戯王 【種族】人間 【性別】女性 【声優】 かかずゆみ(アニメ第一作) 斎藤真紀(アニメ第二作) 【年齢】16歳 【外見】 身長165センチ、体重47キロ。 【性格】 【口調】 【有名な台詞・特徴的な台詞】 【特異能力】 【備考】 以下、登場人物のネタバレを含みます +開示する 真崎杏子の本ロワにおける動向 初登場話 083:少女の行く道 最新話 307:掃除屋達の挽歌 登場話数 10話 スタンス 対主催 初期支給品 千年ロッド@遊戯王 現在状況 死亡 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 武藤遊戯 仲間 元世界の仲間。 ※本ロワでは再会していない 海馬瀬人 仲間? 元世界の知り合い。 ※本ロワでは再会していない 城之内克也 仲間 元世界の仲間。 ※本ロワでは再会していない ニコ・ロビン 敵対→仲間 110:生き残るために スヴェン・ボルフィード その他→仲間 110:生き残るために クロロ=ルシルフル 仲間 162:彼の星が蒼く輝くとき ラオウ 敵対 162:彼の星が蒼く輝くとき 浦飯幽助 仲間 162:彼の星が蒼く輝くとき トレイン・ハートネット 仲間 162:彼の星が蒼く輝くとき 桃白白 敵対 殺害される 307:掃除屋達の挽歌 スタート地点 開幕~ [[]] 第一放送~ [[]] 第二放送~ [[]] 第三放送~ 最終行動 【】